2023.4.21

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ

水が澄んでいる、夜明け、曇り空など状況に合わせてカラーセレクトできるのがデュエル・ヨーヅリの「システムカラー」。わかりやすいネーミングで誰でも迷うことなく簡単に、その状況に適したカラー選びができる。4月10日、宮崎県延岡市北浦の島野浦を舞台に春イカ狙いエギングでカラーセレクトをお届け。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 立石)

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ

システムカラー

システムカラーはデュエルが独自に開発したエギのカラー。狙う水深、使用する時間帯、日が出ているか、曇っているか、水が澄んでいるか、濁っているか、それぞれの状況にマッチするカラーを全6色ラインアップ。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけカラー選びで迷わない(提供:TSURINEWS編集部 立石)

深場グリーン

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ深場狙いに有効(提供:TSURINEWS編集部 立石)

シルエットがしっかり出る赤ベースにナチュラルなグリーンの組み合わせ。夜光の光で深場の低活性のイカも反応させてしまう。

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まずめオレンジ

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけマズメ時やローライト時に有効(提供:TSURINEWS編集部 立石)

視認性の良いオレンジ+ケイムラボディはマズメ時や薄暗い状況下で威力を発揮する。

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すみ潮ブルー

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけケイムラ発光+ナチュラルなブルーで澄み潮時に効果(提供:TSURINEWS編集部 立石)

ケイムラ発光+ナチュラルなブルーで澄み潮時の警戒心の強いイカをしっかり抱かせる。

日中ピンク

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ日が出ている時間帯にオススメ(提供:TSURINEWS編集部 立石)

実績のあるパープルスポットのピンクボディにケイムラの紫外線発光色をプラス。日中に抜群の効果を発揮する。

にごりライム

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ濁り潮を攻略(提供:TSURINEWS編集部 立石)

紫外線が届きにくい濁り潮の状況でもボディ本体のチャート系カラーがアピール効果を増加させてイカをしっかり寄せる。ボディはネオンフラッシュⓇグリーンを採用。

どんよりレッド

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ曇り空でもシルエットがはっきり出る(提供:TSURINEWS編集部 立石)

紫外線発光をしつつ、シルエットがはっきり出るネオンフラッシュⓇレッドボディを採用。曇天で紫外線が弱くなった状況でも、シルエット効果がプラスされることでイカを寄せるパワーが増加する。

宮崎・島野浦でエギング釣行

釣り場の島野浦は宮崎を代表するアオリイカポイント。今回は宮崎県延岡市北浦町の阿蘇港から海上タクシー・まるえ丸で渡る。釣り人はデュエルエギフィールドスタッフの河野俊樹さん。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ宮崎県を代表する釣り場(提供:TSURINEWS編集部 立石)

ベイトパターンで攻める

島野浦は大分県南のリアス式海岸が終わった先にある最初の島で、大分から宮崎へと回遊するアオリイカが留まるといわれているところ。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ島野浦はアオリイカの回遊ルート(提供:TSURINEWS編集部 立石)

ヒットパターンではベイト(小魚)にアオリイカが付くことがメインで、潮や風の影響で岸へと接岸するベイトを追ってアオリイカもキャスティングの射程内へと入ってくる。

夜明けはまずめオレンジで

朝の最初の場所は、島野浦の作兵衛鼻。前週の大シケの影響で海水温が急激に低下して、海も濁り気味。夜明けの朝マズメの時間帯、エギはエビQ3.5号でシステムカラーのまずめオレンジで釣りを開始。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけローライトの時間帯に実績(提供:TSURINEWS編集部 立石)

上げ潮が流れている。本命の潮は午前8時の満潮からの下げ潮。それまで磯を歩いて広範囲を打って状況を探っていく。が、アオリイカからの応答はない。午前9時前に決断して瀬替わりをする。

澄み潮を狙って

地方の離れ瀬に移動。全体的に濁りがあるが、10時半すぎには浅場の一部で少し潮が澄み始めている。潮が澄んだ場所を狙ってエギをイージーQキャスト喰わせ3.5号を投入。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ浅場の潮が澄んだエリアに投入(提供:TSURINEWS編集部 立石)

カケアガリ周辺で1尾目のアオリイカ

カケアガリ周辺でボトムから2、3回シャクリ上げたところで「コン!」のアタリでアオリイカがヒット。カラーはシステムカラーのすみ潮ブルー。透過系カラーで、まさに澄み潮部分で効いた。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ澄み潮部分で透過系カラーが効いた(提供:TSURINEWS編集部 立石)

日が高くなると

ベイトが寄ってきている。エギをエビQ3.5号に交換。日も高くなっていることからシステムカラーの日中ピンクを選ぶ。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ昼は日中ピンクのステージ(提供:TSURINEWS編集部 立石)

エビQは生命感があるエギ

浅場で小型ながらもアオリイカが釣れたので沖側の少し深い場所を釣ると、手前にエギが近寄ったところでヒット。見事にサイズアップした。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ少し深い場所でサイズアップ(提供:TSURINEWS編集部 立石)

エビQは生命感があるエギ。シャクリ過ぎないようフワフワ動かすイメージで、シャクリもゆっくりにして、テンションフォールでエビの手がプルプル動き波動を生み、エビの足がフワフワとアクションして存在感をアピールする。

濁り潮はにごりライムで

このころには各所でイカが見えるようになった。澄んできたとはいえ通常と比べると全体的には濁りが残りウネリも入っている状況。エギをアオリーQフィンエース3.5号に交換。カラーはシステムカラーのにごりライム。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ濁り潮でもアピール力抜群(提供:TSURINEWS編集部 立石)

紫外線が届きにくい濁り潮の状況でも、ボディ本体のチャート系カラーがアピール効果を増加させてイカをしっかり寄せる。

春イカ1.2㎏キャッチ!

岩の間に落としてチョンチョンっとアクションさせるとアオリイカの追尾が…。そのままステイするとヒット。無事に取り込んだのは1.2kgの春イカサイズ。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ追尾の後にステイしてヒット(提供:TSURINEWS編集部 立石)

アオリーQフィンエースを選んだ理由は、ボディのフィンでウネリがある中でも安定してフォールするため。

深場狙いで防波堤に移動

昼過ぎに宇治港の防波堤に移動。ここは水深18mあり、伸るか反るか出ると大型アオリイカ実績の場所。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ大型アオリイカ実績のある深場を狙う(提供:TSURINEWS編集部 立石)

深場グリーンで春イカ1.25kg

風が強くてフォールを安定させるためエギはアオリーQフィンエース3.5号。深場攻略のため迷わずシステムカラーの深場グリーンを選択。

潮のミオ筋周辺を狙って投入。エギの沈下をカウントして水深15mのエリアで、底(ボトム)でエギのレンジを上げないように軽いシャクリをたまに行うくらいでスローに攻める。前アタリの後、1回ロッドをシャクってフォール。ヒットしたのは1.25kgの春イカだ。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ水深15mエリアのボトムでヒット(提供:TSURINEWS編集部 立石)

状況に合わせて自分なりの工夫も楽しい

河野さんは、システムカラーは「パイロット的な使い方や困った時のお助けカラー」としての一面を持っているが、浅場では「すみ潮ブルー」や深場で「にごりライム」など状況に合わせて自分の好きなカラーを織り交ぜて使うことも勧めていた。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ困った時のお助けカラー(提供:TSURINEWS編集部 立石)

タックル

「システムカラー」はイージーQシリーズ、アオリーQシリーズまでメイン機種全てに採用されている。また、今回使用したラインは、ミチイトがハードコアⓇスーパーⅩ4の0.6号(200m)、リーダーがTBカーボンⓇエギリーダー2.5号。

【システムカラー】がエギングを変える 天候・時間帯・水深・潮色でエギ選ぶだけ高感度ラインでイカパンチもダイレクトに伝わる(提供:TSURINEWS編集部 立石)

<立石/TSURINEWS編集部>

▼この釣り場について
島野浦
渡船:まるえ丸
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出典: https://tsurinews.jp/249804/
この記事を書いた人 TSURINEWS編集部

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