YouTubeチャンネル、釣りGOOD・TVの撮影のため、堤防釣りに親子で行ってきた。当日は、愛知県碧南市の碧南海釣り広場と、南知多町の豊浜釣り桟橋へ釣行。サビキで定番回遊魚を狙うも、どちらの釣り場もボラが爆釣。ボラの爆釣で息子は大変喜んでくれた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 伊藤洋輔)
碧南海釣り広場で堤防釣り
筆者の運営するYouTubeチャンネル、釣りGOOD・TVの撮影のため愛知県碧南市の碧南海釣り広場へ、2月上旬に出かけた。
午前5時、息子を起こして出発。名古屋からは1時間ほどだ。外気温はマイナス2度。当日は大潮で、潮止まりは6時。
ここは干潮時の水深が2m弱と浅く、サビキがやりづらいので満潮、もしくは上げ潮を狙う。
またここの特徴が温排水だ。中部電力の稼働で、冬でも温水が出るため魚影が濃い。そして、無料駐車場が50台、トイレ2カ所、自動販売機、ゴミ箱、救命具が設置されており、釣り場には安全柵も設置されている。
当日のタックル
タックルは3本用意。小学3年の息子にはマスレンジャーに2000番のリール。私は少し硬めのシーバスロッドに3000番のリールをセットした。予備タックルとして、ロックフィッシュタックルに胴つき仕掛けをセットした。
仕掛けはカワセミのママカリサビキ5号。下オモリは10号、下カゴ、上カゴも準備し、状況で仕掛けを変えていく。胴つきはカワハギ3号だ。

立て続けにボラがヒット
6時15分に到着。釣り人が10人ほどいる。まずは水面を確認しながら、ポイントを選ぶ。気温が0度なので、海水から湯気が出ている。
6時30分に釣り開始。ターゲットはアジ、サッパ、カタボシイワシなど。ふと海面を見ると真っ黒…。そうボラの大群だ。おそらくボラは上層だけで、中層~底にはいない。息子には底で仕掛けを動かさないようにアドバイスする。
しかし15分たってもアタリはない。次に下カゴを装着し、コマセを入れる。温水の流れがあるので、イトを出して沖へ流しボラが途切れる辺りで止めて待つ。
すると息子にヒット。結構大きくサオが曲がっている。上がってきたのは25cmのボラだった。次のアタリを待っていると、私にもヒット。上がってきたのは、ボラの2連だった…。
その後も立て続けにボラがヒットし、10匹釣れたところで納竿した。

碧南海釣り広場
豊浜釣り桟橋へ移動
そしてその後は、南知多町の豊浜釣り桟橋へ。現地に到着したのは午前9時。荷物をまとめて釣り桟橋へ向かう。釣り人は約5割の入りといったところだ。沖側、内側と釣り座があるが、沖側が人気のようだ。
まずは手前の沖側に釣り座を構える。仕掛けは同じくカワセミのママカリサビキ5号。下カゴ10号でエサはシロメ、カゴコマセにはサビキ三昧を使用した。
エサは三脚にスピード付け機を付け、サビキにエサを付けていく。準備しつつ周りを見ると、良型のウミタナゴがヒットしている。エサを付け、着底したら置きザオで待つ。

ボラ爆釣に大喜び
15分後、息子に強いアタリ。上がってきたのはやっぱりボラ。午前10時、いったん周りの状況を見に行くと、ボラが多かったがウミタナゴの釣果もちらほらある。アジの釣果はなさそうだった。
もう一度釣り座に戻り仕掛けを落としていく。ここからボラの猛攻に。そして11時に納竿。
豊浜釣り桟橋は投げ釣りやダンゴ釣りが禁止など、禁止事項はいくつかあるが無料で利用でき、南知多で最も釣果が期待できるポイントだ。

ボラの唐揚げ絶品、刺し身や塩焼きも美味
持ち帰ったボラは下処理を済ませ、リードペーパー、ラップで2日寝かせ、刺し身、塩焼き、唐揚げにした。

刺し身は全くくさみがない白身。塩焼きはクレイジーソルトを使い、少し風味を加えて焼いたが、骨が多かった。
唐揚げは料理酒、しょう油、にんにく、ごま油で味付けし、180度の油で片栗粉を付けて揚げていく。こちらは身が柔らかく、とてもおいしくいただいた。

息子は自分が釣った魚はたくさん食べてくれる。今回はターゲットの魚はゲットできなかったが、ボラ爆釣に息子は大変喜んでくれた。

<週刊つりニュース中部版 伊藤洋輔/TSURINEWS編>
豊浜釣り桟橋