2023.3.11

冬の東京湾ボートタイラバ釣行で3kgマダイをキャッチ 回収時ヒットにご注意を

今回は横浜ベイサイドマリーナから出船し、横須賀沖から浦賀沖でタイラバをした。3kgジャストの本命真鯛をキャッチしたので、レポートする。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

冬の東京湾ボートタイラバ釣行で3kgマダイをキャッチ 回収時ヒットにご注意を

当日の条件

釣行日は2月18日。実釣時間は8:00~13:00で、当日の天候は晴れ。潮周りは中潮。干潮が9:57と22:14の、満潮が4:53と15:04という潮回りだ。

当日のタックル

5ft 5inchのタイラバ専用ロッドに200番のパワーギアの両軸リールをセット。ラインはPEライン0.8号にフロロカーボンラインのリーダー3号を結束した。

冬の東京湾ボートタイラバ釣行で3kgマダイをキャッチ 回収時ヒットにご注意をタイラバタックル(作図:TSURINEWSライター山下洋太)

タイラバのヘッドは水深に合わせて、60~120gまでを使い分ける。カラーは無塗装を中心に、赤、オレンジを用意。またネクタイは東京湾で流行中の強波動系に加え、ワームをセレクトした。ネクタイのカラーは東京湾で定番の赤、オレンジを多めに用意した。

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横須賀沖から釣りスタート

船を20分ほど走らせて、横須賀沖水深50m前後から釣りをスタート。80gのタングステンヘッドにワームを2本セットした。地形変化が入り組むところをドテラで流し、反応を探る。

冬の東京湾ボートタイラバ釣行で3kgマダイをキャッチ 回収時ヒットにご注意を当日使用したタイラバヘッド(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

風が多少あり、船は流れるものの、まったくアタリがない。50mラインでは水温が低いと感じ、深場へと移動することにした。

走水沖でも反応なし

タイラバの釣果をよく聞く走水沖の70~80mラインを流してみることにした。地形変化が多い周辺で、船を入れ替えながら丁寧に探る。船はいい位置を流れるものの、ここでもまったく反応がない。

タイラバを巻く抵抗が重く、潮が流れている感覚はあったが、反応がないため、エリアを変えることにした。

浦賀沖で3kgマダイキャッチ

浦賀沖の85~90mラインに船を走らせた。ここは泥や砂、岩が混じるポイントで、冬に入ってから釣果が出ている。海図からわずかに地形が変化しているところを流れるようにし、引き続き80gのタングステンヘッドにワーム2本の仕掛けで探る。それでもまったく反応がなく、一度回収しようとドラグを締めてかなり高速でリールを巻き始めた。

そのとき、いきなりひったくるようなバイトがあり、ヒット。あわててドラグを緩めてファイトする体勢に入った。10分ほどやり取りをし、3kgの本命マダイをキャッチした。パワーギアのリールを30回転くらいしたところでヒットしたため、かなり上のレンジでマダイが食ってきたと予測できる。

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カサゴを追加して納竿

回収中にヒットしたため、欲を出してかなり高速でタイラバを巻いたり、止めてみたり、いろいろしたがその後は反応がなかった。

岩が点在するエリアにさしかかると20~25cmほどのカサゴが4匹ほど釣れた。ここで時間となり、納竿とした。

回収ヒットのご注意を

タイラバをしていると回収中にヒットすることがあると耳にしたことがある人も多いだろう。今回はまさに回収中のヒット。回収中は気を抜いていることが多い。しかし、仕掛けがマダイがいる可能性がある層にあるときには、念のためヒットする可能性があることを意識しておきたい。

冬の東京湾ボートタイラバ釣行で3kgマダイをキャッチ 回収時ヒットにご注意を当日のベイトタックル(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

今回はドラグを緩める前に瞬間的にクラッチを切り、なんとかラインブレイクを避けられた。特にリーダーの号数を細めにしている人は、ドラグを締めた後の回収中のヒットに注意しよう。

東京湾タイラバの近況

東京湾のタイラバの近況をひとことで表すと「The 冬の釣り」だ。正直反応がないことも多く、数釣りは楽しめない状況であることは間違いない。

しかし、釣れたらデカいのが冬のタイラバの魅力。大鯛を狙ってタイラバ釣行をしてみてはいかがだろうか。

<山下洋太/TSURINEWSライター>

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出典: https://tsurinews.jp/244162/
この記事を書いた人 山下洋太

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