
ラディカル・モータースポーツとパートナーシップを結ぶ香港のクラフト・バンブー・レーシングは、日本市場における公式ディストリビューターとして「ラディカル・ジャパン」を開設。同ブランドの各モデルの販売・サポートを日本で開始することを発表した。
イギリス・ピーターバラに拠点を置くレーシングカーコンストラクターであるラディカル。1997年の創業以来、軽量構造、スーパーバイク由来のテクノロジー、最適化された空力性能が持ち味のスポーツカーを開発・製造し、世界25カ国に公式ディーラーを置き、14カ国でワンメイクレースである「ラディカル・カップ」を展開している。
ラディカルの主力モデルは、2023年モデルとして登場したSR3 XXR。ラディカル・パフォーマンス・エンジンズ(RPE)による完全自社開発の232馬力を発揮する第5世代1.5リッターエンジンを搭載し、車重は620kg。パワーウェイトレシオは350bhp/t以上で、同ブランドとして初めてバイオ燃料での走行が可能となったという。
またSR3 XXRは6速シーケンシャルMT(パドルシフト及びオートブリッパー付き)を採用。標準ピットリミッターや、シャークフィン形状のセンターテール、カーボンファイバー製ボディパーツのオプションなどを備えている。SR3 XXRはシルバーストンのグランプリサーキットで約2分2秒というパフォーマンス。GT3車両のラップレコードからは約4秒落ち、F4車両から1秒落ちといったところだ。
ラディカル・ジャパンは、このSR3 XXRの日本での販売・サポートを開始する他、入門モデルのSR1 XXR、ターボ搭載モデルSR10 XXRの受注販売も実施する。
そして2026年からラディカル・ジャパンは、主要モデルであるSR3 XXRによるワンメイクレース「ラディカル・カップ・ジャパン」を国内各地のサーキットで開催予定。詳細は追って明かされるとのことだ。
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