
6月27日(金)に日本でも公開された映画『F1/エフワン』は、世界興行収入が4億6000万ドル(約680億円)を突破。驚異的な興行成績を背景に、アメリカではIMAXシアターで再上映されることが決まった。
アップルが制作したブラッド・ピット主演の大作映画は、同社が手掛けた映画で最も興行収入の高い作品、これまでで最も収益を上げた実写スポーツ映画となった。
公開初週で1億4000万ドル(約206億円)を突破し、業界の予想を上回る勢いでヒットを飛ばした映画『F1/エフワン』。続編の噂が浮上する中、その魅力を最大限に楽しめるIMAXシアターでの再上映は驚くべきことではないかもしれない。
IMAX版は通常よりも縦横に広いスクリーンで上映されるが、映画『F1/エフワン』はIMAX専用カメラで撮影されており、使用されているフィルムも通常の4倍の面積を持つ大判フィルムとなっている。音響システムも強力で、映画館で楽しむならぜひIMAX版をオススメしたいところだが、公開から約1ヵ月が経ち、すでにIMAX版の上映を終了しているところがほとんどだった。
アップルのワールドワイドビデオ部門責任者、ジェイミー・アーライト氏は「映画『F1/エフワン』に対する世界的な反響に感激しており、この映画を熱狂的に受け入れてくださった観客の皆様に感謝している」と、『Variety』誌に語った。
「この成功は、ジョー(ジョセフ・コシンスキー/監督)、ジェリー(ブラッカイマー/プロデューサー)、ブラッド、ルイス(ハミルトン)のビジョン、そしてキャストとスタッフ全員の努力の賜物だと思う」
「F1と共に、彼らはこのスポーツのエネルギーと精神を捉えた、感動的な映画の世界を作り上げたのだ」
F1の全面協力や、プロデューサーとして映画に携わった7度のF1王者ハミルトンとの強力なコラボレーションにより、映画『F1/エフワン』はピットにとって最も成功したプロジェクトとなった。
映画『F1/エフワン』のIMAX再公開日は8月8日とされているが、これはアメリカでの情報。日本での再公開は残念ながら未定となっている。
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