
グレシーニのアレックス・マルケスは、直近のMotoGPオランダGP決勝での転倒により、左手第2中手骨の骨折を負って手術を受けたが、それから約2週間で実戦復帰を目指しているようだ。
兄のマルク・マルケス(ドゥカティ)に次ぐランキング2番手につけているアレックス・マルケスは、KTMのペドロ・アコスタと5番手を争っていたオランダGP決勝の6周目、ターン5でアコスタとの接触により転倒。激しく地面に打ち付けられ、搬送されたサーキットのメディカルセンターで左手第2中手骨の骨折が判明した。
すぐさまマドリードへ移動し、手術を受けた彼は現在、回復期間にあるが、チームは彼がザクセンリンクへ移動し、ドイツGPに出場する意向を表明した。ただし、これは木曜日(7月10日)のメディカルチェックに合格することが条件となる。
他にも、ホンダのルカ・マリーニがドイツGPで復帰する。5月のイギリスGP後に行なわれた鈴鹿8耐テストでの事故で重傷を負い、直近の3レースを欠場していたマリーニだが、先日チェコで行なわれたプライベートテストでコンディションに問題ないことが確認されたため、ドイツGPでの復帰が確実なモノとなった。
一方でホンダ陣営では、LCRのソムキアット・チャントラがオフロードバイクでのトレーニング事故により、次の2戦を欠場することになった。彼は右膝の靭帯損傷の治療のため手術を受けている。
ドイツGPではチャントラの代役は用意されないものの、その1週間後となるチェコGPでは、テストライダーの中上貴晶がチャントラの代役を務める予定のようだ。
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT