2025.7.8

「12位はリタイアと変わらない」カルロス・サインツJr.、またまた不運なイギリスGPに“うんざり”!

Simon Galloway / LAT Images via Getty Images

 F1イギリスGPで12位となったウイリアムズのカルロス・サインツJr.。今回のレース展開は”うんざり”するものだと話した。

 サインツJr.はイギリスGPを9番グリッドからスタート。雨によって混乱が生じるレースになっていたが、サインツJr.は順調にレースを進め、終盤は8番手をシャルル・ルクレール(フェラーリ)と争っていた。

 しかしポジション争いの中、ルクレールがストウ・コーナーでコースアウトしサインツJr.に接触してしまった。この接触が痛手となり、サインツJr.は12位とポイント圏外でレースを終えることとなった。

 ここ数戦難しいレースが続いていたサインツJr.は、自分でコントロールできないことが起きてしまう状況に「うんざりする」と吐露した。

「順調に進んでいたんだ。ここまでのシーズンを通じて、僕らは適切にやってきたと感じている。戦略目標やドライビングも良かった」

 サインツJr.はそう語る。

「7番手、8番手だったと思う。残り10周でシャルルと戦っていたんだ。彼はスリックタイヤでのアウトラップだったと思うけど、マシンのコントロールを失って、僕にぶつかってきたんだ。それで終わりだ。僕はダメージを受けて12番手に後退してしまった。そして12位でフィニッシュ……またアンラッキーだったよ」

「こういった風に、いつも自分たちのコントロール外の事が起きてしまう状況には、ちょっとうんざりしている。シャルルには失礼かもしれないけど、どのドライバーにも起こり得ることだ。それが今日、クリーンなレースと週末にできるはずだったのに、またしても僕の身に起きたという事実が、腹立たしいんだ」

 そしてサインツJr.は、12位フィニッシュという結果は、レースをリタイアするのと似たような感覚だと続けた。

「僕にとって、12位という結果はリタイアと同じだ」

「今の順位だと、リタイアしたような気持ちなんだ。特に僕らは7番手や8番手を争っていたわけだからね。全てを適切に進めてきたんだ。まあ、他のライバルは戦略でもう少しギャンブルしていたかもしれない。ニコ(ヒュルケンベルグ/ハース/3位)の採った行動は興味深い。ストロール(ランス・ストロール/アストンマーティン/7位)もそうで、いい判断をしていた」

「でも、僕らはペースとレースをマネジメントしながら堅実な戦いをしていた。だからこそ、7位や8位を狙える理想的な位置につけていたんだ。でも残念ながら、シャルルがマシンのコントロールを失ったことで、僕は終わってしまった。そういうことだ。僕にできることは何もなかった」

「僕の運勢を変えられるかもしれない、この2週間のインターバルを歓迎するよ。そこでF1シーズンを(改めて)スタートできればいいんだけどね。ここまで良い事ばかりじゃなかったから」

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出典: https://jp.motorsport.com/f1/news/carlos-sainz-fed-up-after-unlucky-williams-streak-p12-is-like-retiring/10740394/
この記事を書いた人 Lydia Mee

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