
レッドブルの角田裕毅が、チームのお膝元であるレッドブルリンクを舞台に開催されるF1オーストリアGPに向けてコメント。決勝を好位置からスタートし、好リザルトを手にするためにも、予選結果が大事になると語った。
角田はレッドブルに昇格してここまで8戦を戦ったものの、獲得ポイントはわずかに7と苦戦。その最たる原因は、予選結果が振るわないということにある。フリー走行などでは速さを見せ、予選でもQ3に進出したグランプリもあったものの、そのQ3でのアタックが不発だったり、そもそもQ3に進めないグランプリもあった。前回のカナダGPでは、予選Q3進出を逃したばかりか、フリー走行で赤旗を無視してしまったとして10グリッド降格の厳罰を科されてしまい、決勝では追い上げたものの入賞には届かなかった。
「ヨーロッパに戻り、オーストリアでのホームレースに出場できるのを楽しみにしています」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「レッドブルのドライバーとして、レッドブルリンクに立つのはいつも特別なことで、ガレージを出る度に声援が聞こえてきます」
そして角田は、フリー走行から一貫性を保ち、予選で好結果を出すことがまずは重要であると語った。
「今週は、全てのセッションを通じて一貫性を保ち、マシンの性能を最大限に引き出すことが大事です。ここ数レース、僕にとっては難しい展開のレースが続きました。でも今回はグリッドの上位を目指し、チームにふさわしいポジションを確保したいと強く思っています。土曜日が鍵になります」
「今週末は予選を成功させ、日曜日に良い位置からレースに臨めるよう、チーム一丸となって懸命に取り組んできました。これまで何度か、レース中に大きく順位を上げることができています。なので残り数周で本来のポジションで戦えるよう、上位からスタートすることが重要になります」
角田裕毅にとって今週末のオーストリアGPは、流れを変える転機となるか?
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