
フォーミュラEに参戦する日産は5月14日(水)、プレスカンファレンスで東京E-Prixに投入するGen3 EVOの特別カラーリングを発表した。
東京ビッグサイト周辺の公道を使用した東京E-Prixは昨年初開催を迎え、2年目となる今年は土日2レース開催となった。ヤマハと並び、日産にとっても重要な母国でのレースとなる。
昨年は桜を全面に押し出した特別カラーリングを東京E-Prixで使用した日産。今年はイラストレーターの吉田健太郎氏とのコラボレーションを通じて、日本を象徴するゲーム文化を讃えるデザインが用いられることとなった。
既存のカラーリングは白と赤を基調とし、全面に桜のデザインがあしらわれたが、特別カラーリングでは、レトロゲームのようなビット調に。白い部分に描かれたピンク色の桜もどこか懐かしいグラフィックで描かれた。シャークフィンにはアーケードゲームを意識して、INSERT COINS(コインを入れてね)という文字も踊った。
日産はマシンカラーリング発表に先駆けて、90年代アーケードゲームから着想を得た8ビット調のブラウザゲーム「NISMO Electric Racer Tokyo」を発表済み。こちらも吉田氏とのコラボだ。
ゲーム内容は障害物やライバルを避けながら、走行距離を競うというモノ。作中には実際の日産フォーミュラEドライバーであるノーマン・ナトーとオリバー・ローランドがプレイアブルキャラクターとして登場。富士山や桜並木など、日本をイメージしたワインディングコースとなっている。ちなみにコースを外れて速度が下がると、チームマネージングダイレクターのトマソ・ヴォルペから発破をかけられる。
ゲームは特設サイトでPCやモバイルデバイスを通じてプレイすることが可能となっている。
第8戦・第9戦東京E-Prixは、5月17日から5月18日にかけて開催される。日産は第6戦・第7戦モナコE-Prixでローランドが優勝と2位表彰台を獲得し、ランキング首位のリードを拡大するなど絶好調の形で母国戦を迎える。
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