2025.5.5

F1マイアミGP3位のラッセル、ペナルティの可能性? VSC時の減速不十分とレッドブル抗議……スチュワードに呼び出し受ける

James Sutton / Motorsport Images

 F1マイアミGPの決勝終了後、メルセデスのジョージ・ラッセルがスチュワードによる呼び出しを受けている。

 ラッセルはマイアミGP決勝を3番手でフィニッシュしたが、レース中の行動がレッドブルに問題視されていた。

 レッドブルが指摘しているのは、レース中盤にガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がパワーユニットの不具合からコースオフし、バーチャルセーフティカーが宣言された時のこと。この時、ラッセルが減速を怠ったと主張しているのだ。

 当時レッドブルのマックス・フェルスタッペンはラッセルの後ろ4番手を走っていたが、「ジョージが減速したか確認してくれ。イエローだった」と彼はチーム無線で伝えていた。

 ただレース中にこの件が審議対象になることはなく、ラッセルは前述のように3番手でフィニッシュしている。しかしレッドブルは抗議の準備をしており、フェルスタッペンにはラッセルから5秒差以内をキープするように指示。最終的にフェルスタッペンは約2秒差の4位でレースを終えた。

 その後スチュワードは現地時間19時15分に記者会見を“健康上の理由”から欠席していたラッセル、そしてフェルスタッペンを呼び出した。ヒアリングの結果次第では、ペナルティが科される可能性がある。

 なおメルセデスのトト・ウルフ代表はレッドブルのレース中のメッセージについて訊かれると、次のように語った。

「イエローフラッグに関して、何かあったのだと思う」

「マックスが無線でチェックするように言ったんだと思う。わからない……我々が把握しているわけではない」

出典: https://jp.motorsport.com/f1/news/red-bull-protests-russell-over-yellow-flags-with-upcoming-f1-stewards-hearing/10720042/
この記事を書いた人 Mark Mann-Bryans

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