
マクラーレンのオスカー・ピアストリは前戦サウジアラビアGPを制し、F1キャリア3年目にして初めてF1ドライバーズランキングで首位に立ったが、決して浮足立つことはないようにしたいと考えている。
ピアストリは今季、開幕戦オーストリアGPこそチームメイトのランド・ノリスを追いかける中で終盤にスピンを喫して9位に終わったものの、中国GPとバーレーンGP、サウジアラビアGPを制し、ランキングでは10ポイント差でノリスをリードしている。
24歳という若さで今季のF1タイトル争いで抜きん出たピアストリだが、その事実よりも良いレースを続けていることに満足しているという。
「チャンピオンシップをリードしていることは良いと思う。しかしサウジの後にも言ったと思うけど、チャンピオンシップをリードしているという事実よりも、なぜチャンピオンシップをリードできているのか、その背景となる働きや理由の方が誇りに思うし、満足しているんだ」
マイアミGPを前にピアストリはそう語った。
「特にメルボルンはポイント的にはあまり上手くいかなかったが、走りに関しては上手くいっていたと思う。でも、少し後れを取ったところからスタートして、それを取り戻したことを考えると、僕が一番楽しめているのはそこだし、チャンピオンシップをリードしている理由でもある」
シーズン開幕当初は、より経験豊富なノリスがタイトル候補とされていたが、今では対抗馬の一角と目されている。
ノリスはオーストラリアGPでポールトゥウィンを達成して以降、2025年マシンMCL39を乗りこなすのに苦労し調子を落としてきた。
ピアストリはこれについて、MCL39が特定のドライビングスタイルを好むからではないと考えている。それよりもどのサーキットでもマシンから最大限の力を引き出すための作業が重要だと考えている。
「マシンは昨年のモノから進化している。違うところもあるが、昨年と同じことをやっているところもたくさんある」とピアストリは付け加えた。
「僕自身は、全体的に一歩前進したと感じている。特に昨年から取り組んでいるということはなくて、最後の0.001秒をどこでもできる限り見つけようとしてきた」
「今はそれが功を奏した。何度か0.001秒差でポールを逃してきたから、まだまだ掘り下げる必要があるけど、今のところ、それが僕にとっての大きな違いだと思う」
この違いは、今季5戦中3戦の予選でピアストリがノリスを上回っていることが物語っている。マイアミGPのスプリント予選でも、ピアストリがノリスを上回り2番グリッドを手にしている。
ピアストリが3勝なのに対し、ランキング2番手のノリスはこれまで1勝。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが日本GPを制し、ピアストリから12ポイント差のランキング3番手につけている。
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