
ホンダは、アイルトン・セナが1992年に鈴鹿サーキットでNSX TYPE Rをドライブした時の動画を公開。この映像はオンボードカメラと、セナの足元を映した動画で構成されており、伝説の”セナ足”を拝むことができる。しかもセナは、革靴を履いた状態で”セナ足”をしている……。
セナの代名詞のひとつとも言えるのが、”セナ足”だ。セナ足とは、短い時間で何度もアクセルを踏み込むドライビングテクニック。これによりコーナリング中にエンジンの回転数が落ちるのを避け、続く区間での加速を助けるとされている。
セナは1992年のF1日本GPの翌日、同じ鈴鹿サーキットでホンダNSX TYPE Rをドライブ。その時の映像が残されており、ホンダのYouTubeチャンネルにて公開された。
この動画は、セナ財団とBest MOTORingの協力の下、特別公開されたものである。
セナはこの動画の中で、チャンピオンシップホワイトのホンダNSX TYPE Rをドライブ。鈴鹿の西コースのみを走る。
楽しそうにマシンに乗り込んだセナは、ホイールスピンさせながらNSX TYPE Rをコースへと導く。
ここからはオンボード映像が主体となり、そこにメーターとペダルを映したワイプが挿入されている。驚くことにセナは、茶色の革靴を履いて、NSXを走らせている。
そんな革靴を履いたセナでも、テクニックは至極。ヒール&トゥを決め、さらにショートカットコースやデグナー、シケイン、スプーンカーブ、130Rで、セナ足を披露。繰り返すが、革靴を履いた状態でである。
ホンダのYouTube公式チャンネルには、他にもセナ関連の動画が投稿されている。また、ホンダ公式サイトではセナの特設ページも公開中であり、セナの愛機やベストレース集、ギャラリーなど豊富なコンテンツが用意されている。
奇しくも今日は、アイルトン・セナ31回目の命日である。
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