
F1第3戦日本GPの予選後、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の走りと能力を絶賛した。
今シーズンは、昨年のコンストラクターズチャンピオンであるマクラーレンがその勢いを維持し、最速のチームとして開幕を迎えた。その評価は開幕2戦で覆ることはなかったが、第3戦日本GPの予選ではフェルスタッペンが会心のアタックで、マクラーレンから最速の座を奪い返した。
日本GPの予選終盤、マクラーレンのランド・ノリスが1分26秒995という新レコードを記録して暫定トップにつけていたが、フェルスタッペンはラストアタックでそれを超える1分26秒983をマーク。今季初ポールポジションを獲得した。
フェルスタッペンのポールポジション獲得を受け、2度のF1王者であるアロンソは「彼にしかできないことだ。こんな事は彼にしかできない」と称賛した。
「現時点で、マシンをドライブして、これほどの高い位置あるいは、クルマにふさわしい位置よりも高いポジションを獲得できるドライバーは、彼以外にはいない」
「ここにいる誰にとっても、魔法のような瞬間だったと思う」
フェルスタッペンは予選後、この結果には「驚いた」と語り、予選の経過については次のように説明した。
「クルマのバランスを良くするために、できる限り最善を尽くしてきたけど、予選でもまだ簡単ではなかった。でも、セッションごとに少しずつ改善を続けてきたんだ」
「その違いが出たと思うし、最後の(アタック)ラップは単に全力だった。限界を攻めて、ちょっと越えていたところもあったかも知れないけど、信じられないほどのリターンを得たということだ」
なおフェルスタッペンの走りを称賛したアロンソは、予選13番手のQ2敗退となった。アロンソは、全力を尽くしたものの「まだQ3に進めるペースはないかもしれない」と語った。
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