
F1第3戦日本GPでレーシングブルズは角田裕毅に代わってリアム・ローソンが加入。新体制となるレースウィークだが、アイザック・ハジャーは特に気にしていない様子だ。
今シーズン、レッドブルからフル参戦デビューしたローソン。しかし開幕2戦で大苦戦すると、レッドブル首脳は角田裕毅と交代させることを決断した。
これによってハジャーは、経験豊富な角田ではなく、ほぼ新人といっていいローソンとチームを組むことになった。しかしハジャーはチームメイトが誰であろうと大きな差はないと考えていて、動じていない様子だ。
「(何が変わるかは)分からない。そんなには変わらないと思うけどね」
ハジャーはそう語る。
「僕達は一緒に上手くやっていけると思うし、僕は自分のやっていることに集中しているだけで、できるだけ速く走ろうとプッシュするのに特別な誰かが隣に必要なわけじゃない」
「だから、本当に気にしていない。リアムも一緒に働く上で素晴らしい人だって分かっているしね」
なおレッドブルは日本GPの開催直前に、東京でショーランイベントを実施。ここでハジャーはローソンや角田、マックス・フェルスタッペンとともにF1マシンを走らせた。
このイベントでの居心地についても、ドライバー間で気まずさはなかったと語っている。
「ドライバー以外の皆にとっては、ちょっと変だったと思う」
「僕達はこのスポーツがどれだけ難しいのか、そして何が起こっているのかを知っているからね。だから、僕達の間では気まずいことは何もなかったよ」
なお4月4日に開幕したF1日本GPのフリー走行1回目で、ハジャーはトップのランド・ノリス(マクラーレン)から0.676秒差の8番手タイム。5~6番手だったレッドブルのフェルスタッペンや角田からも近い、好調な走りを披露した。本人の言葉通り、チームメイトが変わっても、問題は無い様子だ。
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