2025.3.26

映画『F1』の効果はとんでもないことになる? F1チーム代表「トップガン効果」の再現も期待

Simon Galloway / Motorsport Images

 ブラッド・ピット主演の新作映画「F1」が今年公開されるが、F1チーム関係者は、この映画が大きなインパクトをもたらすだろうと考えている。

 日本では6月27日に公開予定となっている映画「F1」。公開が近づくにつれて、この映画への期待は高まっているようだ。

 F1の第2戦中国GPで行なわれた会見で、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナー、マクラーレンCEOのザク・ブラウン、アルピーヌ代表のオリバー・オークスらは、著名な大ヒット映画である「トップガン」のような影響が生じることを期待していると語った。

「F1の露出はさらに高まるだろう。トップガンを思い返すと、あの映画を観たあとは、誰もが(主演の)トム・クルーズの戦闘機パイロットのようになりたがった」

 映画F1へどんな期待があるかと聞かれたザク・ブラウンCEOはそう語った。

「ブラッド・ピットが自動車レースで演じれば、(トップガンと)同じようなことになると思う」

「より多くのファンを連れてきてくれるだろうし、より多様かつ若いファン層も引き続き獲得できるだろう。我々のスポーツにとって、素晴らしい露出になると思う」

 なお映画「F1」はトップガンの続編である「トップガン:マーヴェリック」でタッグを組んだジェリー・ブラッカイマーとジョセフ・コシンスキーがそれぞれプロデューサーと監督を務めている。

 レッドブルのホーナー代表も、映画がもたらす可能性を楽しみにしていると語る。

「本当にワクワクする。ジェリー・ブラッカイマーは素晴らしい映画を製作しているし、この映画は我々がこれまでに見た限り非常にエキサイティングなものだ」

「F1が大スクリーンに映し出される。彼らの描いたストーリーの展開は、ここ数年のサーキットでのレースと繋がっているんだ」

「パートナーやF1に関連するブランドにとって、この作品はさらに別の顧客の前に立たせてくれるという付加価値がある。ストーリーラインは様々な層に合うだろうし、F1の露出という点でも傑出している。今夏の公開が楽しみだ」

 アルピーヌのオークス代表も「F1にとってエキサイティングなことだ」と語る。

「まったく新しい観客が、このスポーツに夢中になる可能性があるんだ。ロンドンでのローンチイベントを見ればそれは分かると思う。スクリーンに(映画の)一部が映し出されると、皆がわくわくして楽しみにしていた。だから、公開されるのが楽しみだ」

出典: https://jp.motorsport.com/f1/news/f1-team-bosses-predict-major-impact-from-upcoming-brad-pitt-f1-movie/10706662/
この記事を書いた人 Alex Harrington

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