2025.1.18

スーパーフォーミュラ、次なる仲間は“ホームタウン”。B-Maxの本拠地、神奈川県綾瀬市との地域連携パートナーシップを締結

motorsport.com Japan

 スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は、神奈川県綾瀬市と『地域連携パートナーシップ』を締結。その締結式が、1月18日に綾瀬市役所で行なわれた。

 JRPはこれまで、スーパーフォーミュラ開催サーキットが所在する自治体、周辺自治体と地域連携パートナーシップを締結し、連携を強化してきた。今回提携する綾瀬市は、シリーズに参戦するB-Max Racing Teamの本拠地。綾瀬市とB-Maxは2022年から連携協力を続けているが、JRPも参戦チームのホームタウンと初めて協定を結ぶことになった。

 ドライバー、監督のサイン会も併せて実施されるということもあり、10時からの協定締結式には朝早くから多くのファンが集まった。自身もレース経験者で競技ライセンスも所有している橘川佳彦市長は、「このパートナーシップによって、これからは3者(綾瀬市、B-Max、JRP)で協力し合い、モータースポーツの振興と綾瀬市のアピール・振興をお互いに進めていきたい。お集まりいただいた皆さんも、綾瀬市と日本のレース業界を盛り上げる架け橋を作っていただければ」と参加者に呼びかけた。

 またJRPの上野禎久社長は、初となるホームタウンとの連携について、「今後の地域パートナーシップの拡大における大変素晴らしい機会になると思います」と期待感を寄せた。今後はJRPが権利を持つスーパーフォーミュラの写真、映像素材が無償提供され、綾瀬市はスーパーフォーミュラを活用した市のPRを促進することができる。

 今季のB-Maxは本山哲監督の体制は変わらず、ドライバーは新たに昨年のスーパーフォーミュラ・ライツ王者である小出峻を起用する。「こういった場所(市役所)にレーシングカーを飾るのは異例のことでしたが、それが恒例になってきている」としみじみ語る本山監督は、1年目のドライバーが結果を残すのは簡単ではないとしつつも、「昨年以上の成果を挙げてここでイベントができたら」と語った。

 ドライバーの小出は、実はB-MaxからSFライツに参戦していた昨年から綾瀬市に住み、足繁くファクトリーに通う生活を送っていたという。その小出は「綾瀬市は本当に過ごしやすい。空気も美味しく、人も温かくて本当に大好きな街ですし、すごく愛着が湧いています」としつつ、「綾瀬市とスーパーフォーミュラを発展・拡大させていけるよう頑張りたい」と意気込んだ。

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出典: https://jp.motorsport.com/super-formula/news/jrp-ayase-partnership/10689719/
この記事を書いた人 戎井健一郎

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