
レッドブルのセルジオ・ペレスとウイリアムズのフランコ・コラピントは、F1カタールGPのF1スプリントを、ピットレーンからスタートすることになった。彼らのマシンが、パルクフェルメ下で変更が加えられたからだ。
ペレスとコラピントはF1カタールGPの金曜日に行なわれたスプリント予選で苦戦。ペレスは16番手、コラピントは最下位の20番手となり、いずれもSQ1敗退となった。
ウイリアムズは、ここ数戦での度重なるクラッシュにより、スペアパーツが著しく不足している状況である。そのため、コラピントは旧仕様のサスペンションで今週末のグランプリに挑んでいる。
そんな中ではあるものの、スプリント予選で最下位になったことについて、コラピントは困惑している。
「もちろんサーキットを知らないから、取り組むべきことがある。でもそれでも遅れすぎているし、その理由も分からない」
そうコラピントはESPNのインタビューに語った。
「低速コーナーや中速コーナーではアンダーステアが酷くなった。もう少しプッシュするとフロントが滑り始めてしまい、スピンしてしまうんだ」
一方でペレスは、スプリント予選前にアンチロールバーに問題を抱えていた。なんとかSQ1までには解決し、出走することはできたものの、コース上のポジション争いに巻き込まれ、タイムを伸ばせずSQ2に進むことができなかった。
「アンチロールバーのひとつに問題があったんだ」
「最後のアタックをするために、各車が間隔を広げていたところにシャルルがやってきて、ターン1でバトルになってしまった。そこでコンマ2秒を失い、ノックアウトされてしまった」
「残念なことだった。FP1からマシンは本当に進歩したと感じていたからだ。まだまだポテンシャルはある」
なおFIAのドキュメントによれば、いずれのマシンもパルクフェルメ下でサスペンションのセッティングを変更したようだ。
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