
エルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催されているF1第20戦メキシコシティGP。初日に行なわれたフリー走行1回目とフリー走行2回目では、RBの角田裕毅がそれぞれ3番手に入り、2日目以降に向けて良い滑り出しができたと喜んだ。
FP1で角田は赤旗が2度提示される少々荒れた展開となる中で、最速のジョージ・ラッセルから0.701秒差となる3番手タイムをマーク。ピレリのテストタイヤでの走行がほとんどとなったFP2ではトップタイムを記録したフェラーリのカルロス・サインツJr.から0.188秒遅れで3番手となった。
FP2ではラッセルが激しいクラッシュを喫し初日3度目の赤旗中断となったため、セッションが90分に延長されても、ほとんどのドライバーはタイヤテストの義務を消化するのでやっと。FP1を若手ドライバーに譲ったため、30分の”自由走行枠”を与えられた5人のドライバーも、通常コンパウンドではほとんど走行できなかった。
ただ、角田としては初日の2セッションを3番手で終えたことに満足感を示した。
「今年初めて両セッションで3番手に入ることができました。FP1からすぐにフィーリングが良かったです。FP2はタイヤテストでしたが、またトップ3に入ることができたので気分は良いです」
チームを介してそう語った角田。初日を終えた段階でRBは、ハースとコンストラクターズランキング6位を争う上で望み通りの中団グループ最上位に立つことができていると続けた。
「明日も改善し、微調整ができることを願っています。目標はQ3です」と角田は言う。
「現時点では、僕らは中団グループのトップにつけていますし、それが望んでいるところです。特にチャンピオンシップではハースと6位争いをしていますからね」
「明日どうなるか見てみようと思います。今までのところ、いいスタートが切れています。一晩でレース戦略を練り、FP3でマシンがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです」
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