
ザントフールト・サーキットで開催されているF1第15戦オランダGPの予選では、マクラーレンのランド・ノリスがポールポジションを獲得。自身でも納得の走りができたと喜んだ。
マクラーレンはサマーブレイク明けの1戦目となるこのオランダGPで、5月のマイアミGP以来となる大型アップデートを今季マシンMCL38に投入。王者レッドブル勢を上回る活躍を見せた前半戦終盤から、さらに一歩前進しようと試みた。
その後押しもあり、ノリスはQ3最後のアタックで1分09秒673をマーク。レッドブルのマックス・フェルスタッペンに0.356秒差をつけて今季3回目のポールポジションを獲得した。
「素晴らしい1日になった。(サマーブレイクから)戻ってきて、ポールからスタートできるのは良いね」とノリスは言う。
「正直、すごいラップだった。予選は常にスムーズだったし、良いラップを刻めた。特に最後のラップはね。それがいつだって最も重要なんだ」
「チームはよくやってくれたし、今日は満足している」
オランダGPは初日から天候に恵まれず、予選でも風が強くサーキットに吹き付けていたが、ノリスは突風の影響を認めつつも、MCL38を快適に感じられていたと明かした。
「見た目以上に難しいと思う。トリッキーだしコース上は簡単じゃないから、みんな文句を言っている。毎ラップ、何が起こるかどうか分からないし、どこまでプッシュできるか、どこが限界なのかも分からないんだ」とノリスは語った。
「でも結局、それが僕らの仕事だ。簡単じゃないけど、僕は快適に感じられていた。マシンのフィーリングは素晴らしいよ」
そしてノリスは決勝に向けて、2番手から出走するフェルスタッペンとのバトルになるはずだと予想した。
「明日が楽しみだ。タフなレースになると思う。マックスは週末を通して速かったし、今日は彼を打ち負かしたけど、まだ2番手にいる」とノリスは言う。
「彼とは良いバトルになるだろう。特に(オランダGPは)彼のホームレースだ。だから楽しみにしているよ」
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