
世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ラトビアは、トヨタのカッレ・ロバンペラが優勝を飾った。
ロバンペラは競技最終日の日曜日に、42.5秒のリードで臨むとハイペースを維持。最終パワーステージでは6番手と、ここでのボーナスポイント獲得こそならなかったが、SS1から一度も総合首位の座を譲らず総合優勝を飾った。
2位はトヨタのセバスチャン・オジェ。彼はパワーステージで2番手、日曜日のみの総合順位で争うスーパーサンデーで2位となったこともあり、ロバンペラより2ポイント多い、25ポイントを稼いだ。
総合3位にはヒョンデのオット・タナクが入った。彼はスーパーサンデーでトップとなり、22ポイントを稼いでいる。
なお、パワーステージの前まで総合3番手につけていたのは、マルティン・セスクだった。Mスポーツと2戦の契約を結び、前戦ポーランドでもハイブリッド非搭載のプーマ・ラリー1を駆って総合5位となったセスクは、地元ラトビアでも躍動。SS19まで総合3番手につけていた。
しかしセスクは最終パワーステージでまさかのトランスミッショントラブルに見舞われ、総合7位まで後退。表彰台を逃した。
トヨタの勝田貴元は、SS10まで総合4番手につけていたが特に日曜日のステージで苦戦し総合6位となった。
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