2024.7.22

初開催のWRCラトビア、ロバンペラが一度も首位譲らず制す。地元のセスク躍動も表彰台逃す

Red Bull Content Pool

 世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ラトビアは、トヨタのカッレ・ロバンペラが優勝を飾った。

 ロバンペラは競技最終日の日曜日に、42.5秒のリードで臨むとハイペースを維持。最終パワーステージでは6番手と、ここでのボーナスポイント獲得こそならなかったが、SS1から一度も総合首位の座を譲らず総合優勝を飾った。

 2位はトヨタのセバスチャン・オジェ。彼はパワーステージで2番手、日曜日のみの総合順位で争うスーパーサンデーで2位となったこともあり、ロバンペラより2ポイント多い、25ポイントを稼いだ。

 総合3位にはヒョンデのオット・タナクが入った。彼はスーパーサンデーでトップとなり、22ポイントを稼いでいる。

 なお、パワーステージの前まで総合3番手につけていたのは、マルティン・セスクだった。Mスポーツと2戦の契約を結び、前戦ポーランドでもハイブリッド非搭載のプーマ・ラリー1を駆って総合5位となったセスクは、地元ラトビアでも躍動。SS19まで総合3番手につけていた。

 しかしセスクは最終パワーステージでまさかのトランスミッショントラブルに見舞われ、総合7位まで後退。表彰台を逃した。

 トヨタの勝田貴元は、SS10まで総合4番手につけていたが特に日曜日のステージで苦戦し総合6位となった。

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出典: https://jp.motorsport.com/wrc/news/wrc-latvia-rovanpera-storms-to-victory-tanak-snatches-podium-from-sesks/10637553/
この記事を書いた人 Tom Howard

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