2024.7.22

【鈴鹿8耐】アズールレーンコラボの15号車IRF、『ノートラブル完走&チーム最多周回更新』の目標達成! ライダー達はやりきった表情

Kusudo Aki

 2024年の鈴鹿8耐に参戦した15号車IRF with AZURLANEは、目標としていたノートラブル完走を達成。ライダー達も安堵の表情を浮かべた。

 ヤマハ社内・グループ会社の有志によって結成された磐田レーシングファミリー(IRF)と人気のスマートフォン向けゲーム「アズールレーン」のコラボチームは今年で3年目。ゲーム内キャラクターのコスチュームをまとったレースクイーンなど、異色のコラボとして話題を集め、レースファン、ゲームファン両方から注目される存在となっていた。

 2024年の鈴鹿8耐に向けて、IRFは昨年の鈴鹿8耐では初出場ながら奮闘した遠藤晃慶と、今年初めての8耐出場となる高居京平の若手コンビに加えて、鈴鹿8耐にこれまで何度も出場しているベテラン宮腰武の3名のラインアップで挑んだ。目標は、ノートラブルでの完走と、チーム史上最多周回(202周)の記録更新だった。

 迎えた決勝レースで15号車IRFは、206周を走破し、27位でフィニッシュ。掲げていた目標を共に達成した。

 レース後、motorsport.comに対し遠藤は「なんとか走り終えました」とやりきったという表情を見せながら語った。

「(ノートラブル完走に関しては)ただ実は一回コースオフをしてたんですよね。なのでそれが”審議対象”でどうなるかはわからないですけど、走り終えました。疲れましたね(笑)」

 また今回が初めての鈴鹿8耐挑戦だった高居は「僕はとりあえず『やっと終わった』と安心しました」と言う。

「(8時間レースは)厳しかったですね(笑)……特に3スティント目は結構限界が来てしまっていて、全然ペースを上げられず、目標に響いてしまうのではないかと不安でした」

「ただなんだかんだで、206周を走りきれて、今は安心しています」

 チーム最ベテランの宮腰も、今回の8耐の暑さには苦しめられたという。

「僕は2スティントしか走りませんでしたけど、それでも2本目は出し尽くして、疲れました。今回本当に暑かったので、ペース配分が大変でした」

 なお最終スティントを担当した遠藤は、チームベストとなるラップタイムを記録。ここは狙っていた部分があったようで、高居に負けたくない気持ちがあったという。

「チームベストタイムは、出しに行きましたね」

「もちろん、マージンは残していました……残していたということにします(笑)」

 そして宇田久人監督はウィークを通して安定した走りをしていたメンバーは、期待通りの走りを見せてくれたと称賛した。

「選手の走りはウィークに入って、もうすごく安定していました。なので、見ていて安心感もあったし、決勝も期待できるなって思っていました」

「本当その通りになったなというので、もう凄い、凄いなって思うし、ありがとうという気持ちでいっぱいです」

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出典: https://jp.motorsport.com/mefim/news/2024-suzuka-8h-15-irf-azuren-post-race-comment/10637478/
この記事を書いた人 永安陽介

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