
2024年の鈴鹿8時間耐久ロードレースは、スタートから4時間が経過。レースも後半へと入ったが、トップは依然として30号車Team HRC with Japan Postが快走している。
スタートから序盤にヤマハ、ドゥカティ、ホンダのマシンによる激しいトップ争いが見られた今年の8耐。序盤に30号車HRCがそのバトルを制してからは、彼らが先頭を譲ることなくリードを広げていく状況が続いた。
レースが折り返しとなる4時間の経過に向け、30号車HRCはトラブルも全く起こらず、トップを快走。2番手を走る1号車YART YAMAHAはその差を広げられ続けた。
なおトップの30号車HRCは、3時間半を過ぎた頃に、このレース100周目を突破。4時間時点では110周を重ねた。
30号車HRCが圧倒的な速さを見せてレースは折り返しに。2番手は1号車YART YAMAHAでその差は38秒と大きなモノに。3番手につける12号車Yoshimura SERT Motulは1分12秒差、4番手の2号車DUCATI Team KAGAYAMAは周回遅れにされている。
なおEWC(世界耐久選手権)にレギュラー参戦し15号車F.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック)は、3時間20分ごろにデグナーでスリップダウンで転倒を喫してしまった。
ただジョシュ・フックはその後もピットに入らずに走り続け、ルーティンでのピットインまで走行継続。マシンをピット内に入れる事態になるかどうかも注目されたが、大きな問題は起きていないようで、そのままシルバン・ギュントーリがマシンを受け取って走行を続けている。
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