
プラマックのホルヘ・マルティンはMotoGP第8戦オランダGPの決勝で、3グリッド降格のペナルティを受けることが決まった。
マルティンは2日目に行なわれた予選で、2番手タイムを記録。スプリントレースでは2位フィニッシュを果たした。
ただその後マルティンには予選中のスロー走行で、他ライダーの走行を邪魔したという判断が下され、決勝レースでの3グリッド降格ペナルティが科されることになった。
問題となったのは、予選Q2終盤となる残り3分頃の場面だ。マルティンはターン1に向けて減速し、ターン5ではマルティンとラウル・フェルナンデス(トラックハウス)が軽く接触しつつ交錯するシーンが捉えられていた。これはその直前にあったスロー走行による妨害への、当てこすりだったようだ。
FIMによる発表ではスロー走行による実際の妨害があったのはターン2~3とされており、マルティンの無責任な走行だったと判断が下った。その結果、前述のように決勝レースでの3グリッド降格処分となった。
マルティンはスプリントレースでフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)に敗れた結果、タイトル争いにおけるリードを15ポイントに縮められた。
決勝ではバニャイヤがポールポジションからスタートする一方で、マルティンはペナルティで5番手スタートとなる。マルティンとしてはこれ以上バニャイヤに接近されないためにも、追い上げが必須のレースとなりそうだ。
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