
第108回インディ500の決勝レースは、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンが2023年に続いて連覇を達成した。
今年のインディ500はスタート前に雷雨がインディアナポリス・モータースピードウェイを襲い、約4時間遅れでスタートした。
レースはフロントロウを独占したペンスキー勢が優位に展開。しかし計8回のコーションで戦略が分かれ、最後まで誰が勝つか分からない接戦となった。
抜きつ抜かれつのバトルが終盤まで続いたが、ファイナルラップのターン1をトップで抜けたのはパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレン)。しかしニューガーデンがバックスストレートで距離を詰め、ターン3で大外から見事なオーバーテイクを決め、エリオ・カストロネベス(2001-2002)以来の連覇を達成した。
10番手からスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、ディクソンと同じような戦略を選んだが、集団の中でポジションを上げられるほどの速さはなく、14位でのフィニッシュとなった。
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