
5月18日、第108回インディ500の予選が行なわれた。2度のインディ500勝者である佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、9番手で予選2日目に駒を進めた。
初日に13番手から30番手までのグリッドが決まるインディ500の予選。佐藤は4周の平均速度で争われるこの予選で、232.473mphを記録して9番手となった。
これで佐藤は2日目に行なわれるトップ12予選へ進出が決まった。そこで上位6台へ入れば、ポールポジションを争うファスト6へと参加することになる。
予選1日目を終えた佐藤はチームのプレスリリースに次のようにコメント。チームの仕事ぶりを称え、予選2日目に向けてさらに努力すると語った。
「まずは、チームにとって素晴らしい結果だったと思います。今日はもちろん全力を投じましたが、1日のうちでもっとも気温が高い時間帯にタイムを上げられたので、タイミングがよかったと言えるでしょう」
「いずれにせよ、それらを実現してくれたのは、75号車を担当するエンジニアやメカニックたちであり、チームメイトであることは間違いなく、彼らには心からお礼を申し上げます」
「とても困難でチャレンジングな1日でしたが、明日はさらにいい結果を残したいと思っています。チームには本当に感謝しています。明日も予選に挑めることは素晴らしいチャンスといえます。クルマはとても速い。最終的にはかなりルーズ(オーバーステア傾向)でしたが、パフォーマンスには深い満足感を抱きました。今晩はもう1度、データを詳しく見直し、明日はさらにいい結果が得られるように努力します」
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