
日産自動車が、3月30日に開催されるフォーミュラEの第5戦東京ePrixのオフィシャルレースパートナーを務めることになった。
日本で初開催されるフォーミュラEのレースとして、注目が高まっている東京ePrix。21日には六本木ヒルズアリーナを舞台に、日産のプレイベント「NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT」が行なわれ、女優の白石麻衣や小池百合子東京都知事も登場。高星明誠によるフォーミュラEマシンのデモ走行も行なわれた。
その日産にとって東京ePrixは母国レース。その初の母国レースで同社は、オフィシャルレースパートナーを務めることになった。発表されたプレスリリースでは、オフィシャルレースパートナーを務める意義について、次のように説明されている。
「このパートナーシップは、電気⾃動⾞の普及を促進するフォーミュラE のミッションを体現するものです」
「⽇産⾃動⾞にとっても、電動化技術開発などのイノベーションや、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを社会に印象つける機会になります」
なおこのパートナーシップによって日産は、東京ePrix開催当日に「エレクトリフィケーション・ラップ」として、NISMOモデルのEVでのデモ走行を披露する予定。この走行では、スーパーGTのGT500クラスに参戦するドライバーがステアリングを握るという。
フォーミュラEの共同創設者であり、チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴは、次のようにコメントを寄せた。
「卓越した技術⼒とエンジニアリングで尊敬を集める⽇本に、フォーミュラEのレースを紹介できることを嬉しく思っています」
「⽇産⾃動⾞とのパートナーシップは、この画期的なイベントを盛り上げるだけでなく、持続可能な未来への促進と⽬の覚めるようなファン体験を増幅させることでしょう。ファンの皆さまにフォーミュラEの感動をお届けするのが待ちきれません」
また日産フォーミュラEチームのマネージングディレクター兼チーム監督のトマソ・ヴォルべも、次のようにコメントした。
「⽇産は、歴史的な開催となる東京ePrixで、フォーミュラEとパートナーシップを組めることを嬉しく思います。このコラボレーションによって、単なるレースではなく、よりクリーンでワクワクする未来を⽬指す私たちのビジョンと共鳴するイノベーションとサステイナビリティの祭典となるでしょう」
「⽇産の『他のやらぬことを、やる』という精神とともに、東京でレースができること、更には電動モータースポーツ界に貢献できることを誇りに思います」
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