
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1第2戦サウジアラビアGPの初日、FP1を2番手で終えると、FP2ではトップタイムをマーク。2日目以降に向けて良い兆候だと語った。
この好成績にチームも湧いた。FP2で1分28秒827を記録したアロンソは、3番手だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.3秒以上の差をつけている。
予選と決勝で、この差を維持できると考える者は多くないだろうが、週末の初日からタイムシートのトップに立つのが良い兆候であることは間違いない。
走行を終えたアロンソは、ストリートサーキットでマシンがどんなパフォーマンスを見せたかについて、次のように語った。
「今日はマシンのフィーリングが良かった。どのセッションでもトップタイムを記録するのはいいことだけど、まだフリー走行だからね」
「だから僕たちは地に足をつけて、自分たちのことに集中する」
アロンソは「エンジンモードや燃料搭載量など、他のマシンがどんな走りをしたのかわからないから、タイムを過信してはいけないけれど、それでもポジティブな1日だった」と続けた。
「マシンに問題はなかったし、プログラムも完了した。より高いパフォーマンスを得るために、AMR24のセットアップ改良を続けたんだ」
1年前のサウジアラビアGPでは、3位表彰台を獲得したアロンソ。今季の開幕戦では5番手チームといったポジションが精一杯だったが、高速コースのサウジアラビアGPでポジションを上げることができるか注目だ。