
12月15日、FIAは2024年シーズンのF1のエントリーリストを公開した。2023年シーズンを戦った20名のドライバーが来季も全員チームに残留することが既に明らかとなっているが、各チームの名称やシャシー名などが新たに明かされた。
レッドブル、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、アルピーヌ、ウイリアムズ、そしてハースの7チームは特にチーム名に変更はない。14日に発表された通り、アラムコとタイトルパートナーシップを延長したアストンマーチンは、チーム名からコグニザントの名前が外れ『アストンマーチン・アラムコ・フォーミュラ1・チーム』となる。
そして最も変更があったのが、2023年までアルファロメオがタイトルスポンサーとなっていたザウバーだ。同チームは2023年『アルファロメオ・F1チーム・ステーク』という名称だったが、アルファロメオとのパートナーシップは同年限りで終了。アウディとして参戦することになる2026年に向け、2024年、2025年のチーム名がどう変更されるのか注目されていた。
オンラインカジノを手掛けるStake(ステーク)は、引き続きザウバーのタイトルスポンサーとして残り、さらにはストリーミング配信会社のKick.comもネーミングライツを獲得。これにより2024年シーズンのザウバーのチーム名は『ステークF1チーム・キック・ザウバー』。シャシー名は『キック・ザウバー』となる。
そして気になるのがアルファタウリ。トロロッソから2020年に現在の名称となったアルファタウリは、2024年から新たなチーム名になることを明言していた。しかし今回のエントリーリストでは、チーム名が『スクーデリア・アルファタウリ RB』、シャシー名が『RB』とされている。これは新スポンサーとの合意が得られていないことなどから、FIAの合意の下で仮の名称を申請している可能性も考えられるだろう。
なお、2023年のドライバーズチャンピオンであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、昨年に引き続きカーナンバーはパーソナルナンバーの33ではなく、チャンピオンナンバーの1を選択している。
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