
12月2日(土)、ホンダ・レーシング・サンクスデー2023開催に先立ち、モビリティリゾートもてぎにて野尻智紀がF1マシンをドライブした。
2021年と2022年のスーパーフォーミュラでドライバーズタイトルを獲得し、今年はランキング3位となった野尻智紀。今回はスーパーフォーミュラ2冠の“ご褒美”として2021年のF1を戦ったレッドブル・ホンダRB16Bの走行機会を得た。
RB16Bはマックス・フェルスタッペンが、メルセデスのルイス・ハミルトンと激闘の末にドライバーチャンピオンを獲得した1台だ。
その繊細さから、F1以外のドライバーが走行機会を得ることはなかなか難しいF1マシン。しかしF1での挑戦を続けるホンダとして、日本と世界を繋ぐべく、スーパーフォーミュラのチャンピオンに対して何かできないかという思いからレッドブルに打診したところ「野尻であれば乗せられる」と快諾が得られたという。
海外レース挑戦の意思を示しながらも、現状はひときわ魅力を感じるカテゴリーがないとも語っていた野尻。当初から本人もF1マシンに乗ってみたいという希望があり、今回のF1ドライブによって今後の展望に変化は生まれたのだろうか?
なお、3日(日)に行なわれるホンダ・レーシング・サンクスデー2023でも、野尻はRB16Bを8時55分から9時15分にかけてドライブ予定。「Red Bull Racing Honda RB16B × TEAM MUGEN SF23 Special Collaboration」と題し、来季から野尻とスーパーフォーミュラでコンビを組む岩佐歩夢が駆るSF23とコース上で共演する。
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