2023.11.24

サージェント、F1最終戦アブダビGP迎えるも来季シートは未定「正直、僕にも分からない」参戦2年目に繋げることができるか?

FIA Pool

 今年ウイリアムズからF1デビューを果たしたローガン・サージェントは、シーズンフィナーレとなるF1アブダビGPを迎える中で来季のシートが未定という状況。サージェント自身もウイリアムズに残留できるかどうか「正直分からない」という。

 チームメイトのアレクサンダー・アルボンが入賞を重ねる中、サージェントはクラッシュが相次ぐ厳しいルーキーシーズンを過ごしてきた。

 理論上、2024年の残る空きシートはウイリアムズの1席となり、チームは2023年シーズン終了を待ってからサージェントの今後を決めることを選んだ。

 そしてウイリアムズはサージェントにアブダビGPでの目標を設定。週末を通して完璧なパフォーマンスを発揮し、過剰なパフォーマンスではなくリスクとリターンのバランスを取ることを求めた。

 ここまでサージェントは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行なわれたアメリカGPでF1初入賞。上位フィニッシュのドライバーに失格者が出たことで10位入賞となった。

 ラスベガスGPでは自己ベストとなる予選7番手を獲得したが、決勝レースではライバルがセーフティカー中のピットストップでポジションを上げる中で1ストップ戦略を採り、タイヤのグレイニングも相まって16位フィニッシュとなった。

 ラスベガスGPから1週間のアブダビGPに先駆けて行なわれた記者会見に出席したサージェントは、ラスベガスGPの予選結果から2024年のチーム残留を確信しているか、と尋ねられて次のように答えた。

「良い質問だ。でも正直、僕には分からないよ」

「僕にとっては1レース1レースが大事なんだ。ドライビングの面では、ここ何戦かは分からないけど、全てが良くなってきている」

「自分の仕事を精一杯やろうとしている。個々最近の調子からして、問題はないと思う」

 またサージェントは、ルーキーシーズンのハイライトとしてラスベガスGPの予選を挙げた。

「3セッションを通して全てをまとめることができたから、ベガスの予選を2023年のハイライトに挙げるのは間違いない」とサージェントは語り、次のように続けた。

「本当によかった。ベガスで速いクルマがあったことも助けになった。だけど間違いなく、それがハイライトなのは間違いない」

出典: https://jp.motorsport.com/f1/news/sargeant-i-still-dont-know-if-ive-done-enough-to-secure-2024-williams-f1-seat/10550740/
この記事を書いた人 Alex Kalinauckas

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