
今週末に初開催を迎える新生F1ラスベガスGP。カレンダーの中でも関心の高い一戦に向けて、複数のチームがスペシャルカラーリングをマシンに施している。
一足早くフェラーリは、1970年代のマシンをオマージュした赤と白を基調としたカラーリングに変更することを明らかにした。
またアルファタウリはガンダムとコラボレーションし、そのロゴなどがマシンに入れられることになっている。カラーリング以外にも、巨大なガンダムの立像を設置するなど、広範囲のコラボレーションとなる。
レッドブルは、アメリカでの3戦で使用するカラーリングのデザインをファンから募集する「メイク・ユア・マーク」というコンテストを開催。その最後となる第3弾として、ラスベガスGPで使用するカラーリングを発表した。
ラスベガスGP仕様のRB19は紫を基調とし、黄色とピンクのネオンが点滅しているような印象を与えるカラーリングとなっている。
きらびやかなネオンが照らす中、ラスベガスの目ぬき通り”ラスベガス・ストリップ”を全速力で駆け抜けるF1マシンのイメージにあったデザインだと言える。
ウイリアムズとアルピーヌも特別カラー

ウイリアムズもマシンカラーを大きく変更し、エンジンカバーとリヤウィングのエンドプレートに有名な「Welcome to Fabulous Las Vegas(ラスベガスへようこそ)」のサインをあしらったデザインを採用。また、エンジンカバーには鮮やかなブルーのネオンで、ウイリアムズの文字があしらわれている。
アルピーヌは、スケート&ストリートウェアブランドのパレスとのコラボレーション。迷彩柄が施された特別カラーリングがラスベガスGPで使用される。
ドライバーのピエール・ガスリーとエステバン・オコン、そしてチームのピットクルーのスーツも特別仕様だ。
今回のコラボレーションについて、パレスは次のようにコメントしている。
「我々は、ラスベガスGPのためにBWTアルピーヌF1チームのマシン、ドライバー、ピットクルーを彩ることができ、とても興奮している」
かつて、高級ホテルの駐車場に造られたコースでレースをしていたシーザーズパレスGP(1981~1982年)から40年以上。久々にF1がラスベガスに帰ってくる。まさに特別な雰囲気でレースが行なわれそうだ。
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