
F1アメリカGP決勝で2番手でチェッカーを受けたルイス・ハミルトン(メルセデス)と6番手でチェッカーを受けたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、プランクの規則違反の疑いがあるとして、調査対象となっている。
F1マシンの下面中央部には「プランク、スキッド、取付部からなるプランクアセンブリを取り付けなければならない」と規定されている。
このプランクアセンブリには素材やサイズなど様々な規定が設けられており、ふたりのマシンはレース後に”コンプライアンスチェック”で不合格となったことが判明。現在、FIAスチュワードによる調査が行なわれている。
ふたりが違反した可能性があるのは、2023年のF1テクニカルレギュレーション(技術規則)の第3.5.9e条である。当該の条項には、以下のように書かれている。
「プランクアセンブリの厚さは、下面の法線方向に10mm±0.2mmであり、新品の状態で均一でなければならない。摩耗のため、最低9mmの厚さが許容される。この規定への適合は、指定された穴の周辺部で確認される」
両チームはこの件について、スチュワードに報告を行なうよう指示が出されている。
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