
10月28日から一般公開が始まる『JAPAN MOBILITY SHOW 2023』で、スーパーフォーミュラの最終戦パブリックビューイングやデモランなどが行なわれることになった。
2023年の『JAPAN MOBILITY SHOW』は、東京ビッグサイトを舞台に10月28日から一般公開が行なわれる。その期間中には、スーパーフォーミュラに関する様々なイベントが開催される予定だ。
まず最初に行なわれるのは、スーパーフォーミュラの2023年最終2戦のパブリックビューイングだ。
『JAPAN MOBILITY SHOW 2023』の期間中にあたる10月28日と29日には、鈴鹿サーキットで今季のスーパーフォーミュラ最終ラウンドとなる第8戦と第9戦が開催予定となっている。その2戦のパブリックビューイングが、『JAPAN MOBILITY SHOW 2023』のモータースポーツエリア(東7ホール)で開催されることになった。特に28日の第8戦は、ユニバーサル・パブリックビューイングが実験的に実施されるという。
このユニバーサル・パブリックビューイングは、聴覚障害のある方でもモータースポーツの楽しさを体験できるよう、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社が提供する音を視覚(光)と触覚(振動)で楽しむことができる装置 SOUND HUG(サウンド ハグ)が用いられるという。また、会場内の大型ビジョンには、中継映像のテロップ表示(自動文字起こし)も提供されるという。
パブリックビューイングの実施時間は、28日、29日共に14:30〜15:45の予定である。
なお今季のスーパーフォーミュラは、この第8戦と第9戦の結果をもってタイトルが確定する。今季のチャンピオン争いは宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)、野尻智紀(TEAM MUGEN)の三つ巴の展開。このうちチャンピオンとなったドライバーのマシンが、11月1日〜5日にかけて、やはりモータースポーツエリアに展示予定だという。
加えて展示初日の11月1日(水)には、B-Max Racing Teamの松下信治によるスーパーフォーミュラマシンSF23のデモランが実施予定。東京ビッグサイトの屋外デモンストレーションゾーンで、13:00〜13:30、15:30〜16:00の2回にわたって、大迫力の走行シーンを間近で堪能できるまたとないチャンスだ。
この日の14:00〜15:00には、モータースポーツエリアで松下とB-Max Racing Teamの本山哲監督によるトークショーも行なわれる予定だ。
『JAPAN MOBILITY SHOW 2023』は、新型車や最新テクノロジーに加え、スーパーフォーミュラも満喫できるイベントとなりそうだ。