
10月4日、HRC(ホンダ・レーシング)はマルク・マルケスとの間で、2024年までの契約の早期終了に合意したと発表。マルケスは2023年限りでホンダと袂を分かつことになった。
マルケスは2013年にレプソル・ホンダに加入し、その年にルーキーで史上最年少チャンピオンを獲得。2019年までに6度チャンピオンとなるなど、一時代を築いた。
そんなマルケスは近年のホンダの苦戦ぶりと改善の遅さに業を煮やし、2024年までの長期契約を今年限りで早期に終了させるのではないかと言われてきた。そして10月4日にHRCは双方合意のもと、契約の早期終了が決定したと発表した。奇しくも、先日行なわれた日本GPでマルケスが“ロマンティックな”表彰台を獲得したばかりの出来事だった。
マルケスは契約の早期終了発表に合わせてSNSを更新。ホンダとの11年間の旅に感謝のコメントを寄せた。
「この11年間の素晴らしい旅に感謝を!」
「6度の世界タイトル、5回の3冠、59勝、101回の表彰台、64回のポールポジション……僕らは忘れられない瞬間を共有してきた。ハードワークと決意、絆を僕らは長年にわたって積み上げてきた。笑い、泣きそして喜び、困難な瞬間もあった。だけど最も重要なのは、唯一無二のかけがいのないこの関係だ」
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