
F1のタイヤサプライヤーであるピレリは、F1日本GPでテストしたプロトタイプのC2タイヤの来季導入を断念するようだ。
ピレリは来季使用するタイヤのコンパウンドを選択するため、日本GPの金曜フリー走行にプロトタイプのタイヤを2セット供給した。
このタイヤの狙いは、C0からC5まで6種類のドライコンパウンドのうち、C2をわずかにやわらかくすることだった。
現在のC2タイヤの性能がC1タイヤと近く、C3との差がやや大きすぎるとされている。そのためC2タイヤを少しやわらかくすることで、バランスを取ることがプロトタイプタイヤの狙いだ。
昨年までのC1コンパウンドがC0に名称が変更され、新コンパウンドとしてC1が追加されたことが、このアンバランスの原因となっている。
しかし、このプロトタイプC2タイヤを使った走行でドライバーから得られたフィードバックによると、期待された性能向上は見られなかったようだ。
motorsport.comの取材に対し、ピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラは、タイヤテストについて次のように語った。
「データを見て、コースコンディションの向上を考慮する限り、プロトタイプは我々が求めていたグリップを持っていないと思う」
「だから、来年はおそらく現行のC2を使うだろう。明確な結果、明確なグリップの向上がなければ、現在のC2がうまく機能しているのに変更して新しいコンパウンドを導入する理由はない」
「C1にはちょっと近すぎるし、C3にはちょっと遠すぎる。だから我々はプロトタイプをテストしたかったんだ」
ピレリは、改良型C2のテストは1回限りであり、決定する前にさらなる評価を行なう予定はないという。
しかし、今月開催されるメキシコGPでも同様のタイヤテストが予定されている。メキシコでは、C4の改良型プロトタイプをテストする予定だ。
「同様のシステムで、メキシコではC4をテストしたい。各ドライバーにFP2専用ではないタイヤを2セットを供給する」
「目標はC4(のパフォーマンスレベル)を動かさないことだ。今のポジションは良いからね。しかしC4はシーズン中、かなりグレイニングしやすかった」
「だから機械的な耐性を向上させ、作動する領域を広げたいんだ。チームからのフィードバックでは、C4タイヤは少しピーキーだというからね」
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT






