
モビリティリゾートもてぎで開催されたMotoGP第14戦日本GPで、Moto2に参戦するIDEMITSU Honda Tam Asiaはワンツーフィニッシュを達成。同チームの青山博一監督もこの結果を喜んだ。
日本GPはレースウィークの最初からソムキアット・チャントラの調子が良く、FP1からFP3まで全てトップタイムを記録していた。チームメイトの小椋藍もまずまずの調子を見せ、ふたりは共に予選Q2へ直接進出を果たした。
予選ではチャントラが2番手以下に0.2秒の差をつける速さでポールポジションを獲得。小椋が2番グリッドに続き、チームとして最高の状況で決勝レースを迎えていた。
レースはポールシッターのチャントラが良好なスタートを切った一方で、小椋は序盤の混戦によってチャントラを逃してしまった。この序盤ラップの差がレースの決め手となり、チャントラが日本GPを勝利し、小椋は2位。IDEMITSU Honda Tam Asiaがワンツーフィニッシュを決めた。
チームを率いる青山博一監督は、レース後に次のようにコメントを寄せ、これ以上ない結果だと喜んだ。
「昨晩から降った雨が、ライダー達のペースを維持することを邪魔することはありませんでした」
「チャントラは先頭のポジションを最後まで守り、小椋はスタートでいくつかポジションを失いながらも、最終的に2位でフィニッシュしてくれました」
「これ以上の結果は不可能な、素晴らしいレースだったとしか言えません。母国戦だった我々にとって、パーフェクトな1日でした」
「ライダー、スタッフそしてスポンサーの方々、皆さんに感謝したいと思います。まだ6レースが残っています。我々はプッシュし続けます」
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