
10月1日(日)、HANSデバイス用パッドやカート用プロテクターを展開するEXGEL Motorsportは、2024年から日米のROTAXカートレースへの協賛活動を強化し、日米交換留学プログラムを開始すると発表した。
EXGEL Motorsportはこれまで鈴鹿サーキット南コースで開催されてきたチャンプカートシリーズに協賛してきたが、来季からはそこにROTAX製エンジンを使用したマックスチャンプを組み込み、シニア、ジュニア、ミニの3クラスが新設されることとなった。
また、EXGEL MotorsportはアメリカのROTAXカートレースにタイトルスポンサーとして参画。マックスチャンプに中国、台湾、韓国を中心としたアジア各国からの参戦も促進しつつ、アメリカのROTAXカートレースと日本のチャンプカートシリーズ・マックスチャンプ各クラスの成績優秀者1名に交換留学のチャンスを与えるプログラムを開始する。
レベルの高い競争を通じてドライバーのスキルを向上させる環境をつくるべく、交換留学は日米それぞれのシリーズで1戦実施される予定となっている。
そしてEXGEL Motorsportは日米のROTAXシリーズを繋ぐアンバサダーとして、世界で腕を磨き、今年はスーパーGTとスーパーフォーミュラに参戦する笹原右京を起用。日本国内ではアカデミーの講師役として若手ドライバーへの指導を行なうこととなった。
なお、これまでチャンプカートシリーズを構成してきたOK CHAMPとKT CHAMPのうち、若い才能の発掘に重点をおいたOK CHAMPはマックスチャンプへ移行予定とのこと。一方、年齢層がより高めのKT CHAMPは来年も継続開催が決まっている。
マックスチャンプの開催コースおよび日程については現在調整中で、決まり次第アナウンスされる。
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