2023.9.29

【MotoGP】ホンダ・レーシング(HRC)、小椋藍と2024年のスポンサー契約を締結。来季MT Helmets移籍も関係は継続

Gold and Goose / Motorsport Images

 HRC(ホンダ・レーシング)はロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto2クラスに参戦する小椋藍と、2024年シーズンのスポンサー契約を結んだことを明らかにした。

 現在22歳の小椋は、ホンダの育成選手として2018年にMoto3クラスにデビュー。翌年にはHonda Team Asiaから同クラスにフル参戦を開始し、2020年にはランキング3位を獲得した。

 2021年にIDEMITSU Honda Team AsiaからMoto2クラスへ昇格すると、2022年には母国戦日本GPを含む3勝を記録。タイトル争いを演じた末に2位となり、期待の若手日本人ライダーと目されていた。

 今季もMoto2クラスに継続参戦している小椋だが、9月中旬に2024年シーズンからMT Helmets – MSIへ移籍することが発表された。

 移籍発表が行なわれた後、ホンダ側は小椋が“育成選手”から卒業したことは確かだが、関係が途切れる訳では無いと説明していた。そして日本GP開幕前日の9月28日に、前述のスポンサー契約締結が発表され、HRCは「Moto2クラスに参戦する小椋藍選手を引き続き応援していきます」とした。

 なお小椋は母国戦に向けて「(もてぎは)好きなサーキットです。なにより夏(の間に)に走っているので速いだろうな、というよりも皆よりも走っているので、速くなくてはいけないですね」と走行開始前日に語っていた。

 スポンサー契約も発表された小椋が、母国戦で2年連続勝利という偉業を達成できるか、注目が集まっている。

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出典: https://jp.motorsport.com/moto2/news/hrc-ogura-2024-sponsor/10526509/
この記事を書いた人 Motorsport.com日本版

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