
鈴鹿サーキットで開催されているF1日本GPの初日が終了した。ルーキーのリアム・ローソン(アルファタウリ)にとっては初の日本GPとなったが、鈴鹿サーキットを走るのは初めてではない。
知っての通り、今季のローソンは日本のスーパーフォーミュラに参戦しているためだ。彼は昨年冬の合同/ルーキーテストを皮切りに、3月の開幕前テスト、4月のシリーズ第3戦で鈴鹿を走っている。しかもF1に最も近いフォーミュラカーと言われるスーパーフォーミュラでだ。
しかしながら、日本GP初日の走行を終えたローソンは、F1とスーパーフォーミュラはコーナリングスピードという点で近いものがありながらも、やはり全体的なフィーリングな別物だとコメントした。
「正直コーナリングスピードは近いけど、F1はもっとダウンフォースがあって、パワーがあって、重さもある。フィーリングはかなり違うんだ」
ローソンはそう語る。
「ハイブリッドシステムを積んでいるという点でも違いがある。ただフィーリングは違うとはいえ、スーパーフォーミュラは、準備をする上では良いステップになっているよ」
FP1では9番手、FP2では15番手というタイムだったローソン。「少しトリッキーなセッション」だったと振り返り、前戦シンガポールGPで導入されたアップデートパッケージと鈴鹿との相性について言及するにはまだ早いとした。
「少しトリッキーなセッションだった。他が何をやっているかは分からないけど、中団は接近している」
「シンガポールと鈴鹿は全く違うサーキットなので、アップグレードについて現時点で話をするのは難しい。週末が始まる前にも言ったけど、変更したものを最大限に活かすには時間がかかるし、まだどこを改善できるか学び続けているところだ」
「目標に関しては、簡単ではないけど先週のようにポイントを獲りたい。もちろんそのためには、明日朝のFP3でもっと改善しないといけないね」
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