2023.9.13

マクラーレン、鈴鹿で特別カラーリングを採用! シンガポールGP&日本GPで走る特別仕様“ステルス・モード”を公開

McLaren

 マクラーレンはF1シンガポールGPに先立ち、2023年シーズン3度目となるカラーリング変更を実施。このカラーリングは同GPと日本GPで使われるという。

 チームスポンサーであるOKXとの提携で作られたこのカラーリングは、オレンジよりも黒の割合がかなり多くなっており、ダークな印象を持たせる。マクラーレンによると、これはブルース・マクラーレンがチームを設立してから60周年を記念してのカラーリング変更で、“ステルス・モード”と呼ばれるという。

 今季のマクラーレンは既に2度カラーリング変更をしている。モナコとスペインでは、マクラーレンがインディ500、モナコGP、ル・マン24時間の世界三大レースを勝利していることを称える“トリプルクラウン”カラーリングを採用。またイギリスGPでは、スポンサーのひとつであるGoogle Chromeを強調するデザインを使用した。

 今回のカラーリング変更について、マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは次のようにコメントした。

「OKXとのパートナーシップはますます強固なものとなっている。この素晴らしいカラーリングでそれを祝すことができるのは素晴らしいことだ」

「ステルス・モードは、我々のレースカーのカラーを反転させ、シンガポールと日本でのレースでエキサイティングな違いをもたらす。ファンの皆さんが気に入ってくれると嬉しい」

「OKXはマクラーレンの歩みを献身的にサポートしてくれており、F1というグローバルなプラットフォームを通じて、我々のパートナーシップをサーキットで表現できることを誇りに思う」

 直近のレースでカラーリングを変更するのはマクラーレンだけでない。ウイリアムズもガルフとのスポンサーシップの一環として、日本GPとカタールGPにてファン投票で選ばれた“ガルフカラー”をまとってレースを戦う。

 なお、F1のスポーティングレギュレーションでは、「競技者がエントリーする2台のマシンは、全ての競技会でその大部分が同じでなければならない」と記されているが、FIAと商業権所有者の合意があればその限りではないとされている。

 また、マクラーレンが先駆者となったデジタル広告をアルファタウリが近いうちに正式採用することも明らかとなった。

 F1マシンにデジタルパネルを設置し、スポンサーグラフィックを状況に合わせて変化されることができるこのシステムは、マクラーレンが2022年アメリカGPのフリー走行で試験的に導入し、今シーズンから正式に採用している。アルファタウリによると、彼らも今季、シームレス・デジタル社提供のDOOH(デジタル・アウト・オブ・ホーム)パネルのテストを慎重に進めてきたという。

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

出典: https://jp.motorsport.com/f1/news/mclaren-reveals-f1-livery-change-for-singapore-and-japan/10519694/
この記事を書いた人 Alex Kalinauckas

SHARE

FAVORITE

こちらの記事もおすすめ