
9月9日(土)にニュルブルクリンクの北コース“ノルドシュライフェ”で開催されるデモ走行イベント「レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク」。イベント前日にはアルファタウリの角田裕毅がホンダNSX GT-3 Evoを走らせた。
角田としてはノルドシュライフェを走るのも、箱車のレーシングマシンを走らせるのも今回が初。“グリーン・ヘル”を体感する前に、角田は次のように語っていた。
「ニュルブルクリンクにいて、NSX GT-3でノルドシュライフェを初めて走ります。レーシングカーを走らせるのは初めてになります。若干不安ではありますが、待ちきれません。楽しみです」
角田はBMWワークスドライバーであるフィリップ・エングが走らせるBMWのZ4 GT3とコースをシェア。角田はエングの後を追うようにコース習熟を数周に渡り行なった。
このイベントには角田の他に、4度のF1王者であるセバスチャン・ベッテルやデビッド・クルサードも参加。ベッテルは自身2度目のF1タイトルを決めたレッドブルRB7、負傷したダニエル・リカルドの代役として参加することとなったクルサードも同じくRB7を走らせる。
その他にもゲルハルト・ベルガーがフェラーリ412T2、ニキ・ラウダの息子であるマティアスがフェラーリ312、ラルフ・シューマッハーがウイリアムズFW25を走らせる予定となっており、ベッテルなどもマシンのチェックを事前にコース上で行なった。
ニュルブルクリンク12時間レースのレース1を前に行なわれるこのレッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンクは、現地10時〜14時にかけてデモランが実施される。
ミュレンバッハシュライフェの3万席は完売となっているが、ニュルブルクリンク12時間レースのチケットで現地観戦も可能。なお、オンラインでの配信等は行なわれない。
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