DAZNのF1番組「WEDNESDAY F1 TIME」の公開収録が東京・六本木のMercedes me Tokyoで行なわれた。この日配信された番組は、9月6日（水）22時からDAZNで配信される予定だ。
この日の収録に集まったのは、150人のF1ファン。大阪や京都、新潟、仙台といった遠方から、この収録に参加するため“だけ”に上京したファンも少なくなかった。なおこの収録には、事前抽選で当選した人だけが参加できる形となっていたが、当選倍率は10倍という狭き門だったという。
番組MCのサッシャと解説の中野信治が登壇すると割れんばかりの拍手で迎えられ、先日行なわれたばかりのF1イタリアGPの振り返りを中心に収録が進められていった。当然、今や番組の名物ともなった、決定的シーンをスロー＆逆再生で検証する「スロコン君」も登場。サッシャが「スロコンくーん！」とお馴染みのフレーズで叫ぶと、出演者ふたりが登場した時以上の盛り上がりとなった。
また、Mercedes me Tokyoでの収録であることから、今季のメルセデスPU勢の活躍やそしてメルセデスF1チームの最強時代の振り返りなど、”メルセデス特集”のコーナーも組まれた。
「皆さんの番組の理解度が高くて、ビックリしましたね」
収録を終えたサッシャはそう語った。
「スロコン君と言ってくれたり、声を合わせてくれたりとか、助かりました。番組の広がりを感じる収録だったと思います」
「公開収録は楽しいですね。スタッフの皆さんは大変かもしれないですが、毎回公開収録でもいいんじゃないですかね？ 視聴者の皆さんの顔を見ながらの収録は楽しいです」
また中野も収録を終え、ファンの皆さんを前に収録すると「背筋が伸びる思いがする」と語った。
「公開収録も回数を重ねて、やっている我々も楽しみながらできるようになってきたと思います。普段はなかなか、皆さんがどんな表情で番組を見ていただいてるのか分かりませんが、こうして目の前にファンの皆さんがいると、もっと頑張ってやらなきゃなと思います。こんなに暑い中来ていただいて、皆さんの熱量を感じると、背筋が伸びますね」
そう中野は言う。
「情報を細かく出していくのももちろん大事ですが、今日来ていただいた皆さんを見ると、いろいろなチームやドライバーファンの方々がいらっしゃる。それぞれの”推し”とか、そういうのが色々あるというのが分かります。そういうのも、もっと拾っていければいいなと思います」
「DAZNでは幅広くやっているつもりですけど、もっとそういう部分を細かくやってければいいかなと思いました。今までやってきたことの延長線上で、幅を広げて、色々な方たちのニーズに応えられるような番組作りができればいいなと、今回のお客様を見て思いましたね」
Mercedes me Tokyoで収録された「WEDNESDAY F1 TIME」は、9月6日（水）22時からDAZNで配信予定だ。
ADVERTISEMENT
ADVERTISEMENT
