
MotoGP第11戦カタルニアGPスプリントレースでレプソル・ホンダのジョアン・ミルは最下位となる21位でフィニッシュ。彼は今回のレースが人生の中でも「最悪のフィーリングだった」と振り返った。
ミルは予選で20番手と最後方に沈むと、スプリントレースでも前に出ることができずに21位でフィニッシュ。これは今回完走したライダーの中では最下位となるものだ。
彼は初日の走行を終えた時点で、カタルニアGPはホンダの弱点が強調されてしまう厳しいコースだと語っていたが、その言葉どおりスプリントは苦しい結果に終わってしまった。
スプリントレース終了後、ミルは「バイク人生の中でも最悪のフィーリング」と語った。
「正直に言って、メディアの前に出てレースのことについて話すのも僕にとっては厳しいよ。なぜって、バイク人生でも最悪のフィーリングだったからね」
ミルはそう語る。
「信じられないことだ。僕は加速で他のホンダ勢にすら負けていた。何が起こったのか本当に分からない」
「ホンダのグリップが最高じゃないなんてことは分かっている。ここは僕らの弱点がさらされてしまうコーナーがたくさんあるけど、それをなんとかやり過ごそうとしていたんだ。でも正直、スピンはコントロールできていなかった」
「アクセルを捻っても、前に進まないんだ。他のホンダ勢と比較しても、最終コーナーでコンマ2~3秒は失っていた」
「その理由が知りたい。アクセルの開け方なんて誰でも知っているんだからね。ブレーキやコーナーエントリーは僕らの強みだと思うけど、今回のレースで起きたことは受け入れられないよ」
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