
MotoGP第10戦オーストリアGPの初日、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはプラクティスで3番手タイムを記録し、好調な滑り出しとなった。そしてマシン開発も順調に進んでいるという。
オーストリアGPの舞台であるレッドブルリンクは、例年ドゥカティが強さを発揮するコースの1つとなっており、その前評判に違わずVR46のマルコ・ベッツェッキが初日最速を記録した。
ポイントリーダーのバニャイヤも3番手タイムで予選Q2進出を決めており、順調そのものといった具合。彼としてもここ数戦のように問題を抱えることなく初日を始められたことに満足している様子だ。
「ここ数戦のグランプリの中でも、ベストな初日の1つだったと思う」
バニャイヤはそう語る。
「走行が始まったときから、バイクのフィーリングはとても良かった。新しいデスモセディチのどこの改善に取り組めばいいかは分かっていたし、改善することもできたからね」
バニャイヤはドゥカティの新型エアロを試したが、その新パーツの感触は良かったと語る。
「午後は完璧に進んだよ。新しいフェアリングを試したんだけど、かなり良い感じだった」
「バイクのバランスが変化するのは確かだけど、特に加速とウイリーで改善が見られたんだ」
「トラフィックもあってタイムアタックの2回目はできなかったけど、今日1日のバランスとしてはポジティブだった。もう1周アタックする必要はなかったからハッピーだし、ペース面でも同じように上手く進んでいたからね」
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