
<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜 事前情報◇7日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7207ヤード・パー71>
4月の日欧共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」を制し、DPワールド(欧州)ツアーに主戦場を移した桂川有人が帰国参戦。2カ月半ぶりの国内男子ツアーの会場は「好きです。落ち着く」と、リラックスして戦いに臨む。
予定よりも早い先週の日曜日に帰国。最初に食べたのは牛丼チェーン店の朝食だという。「帰ってきた日は夜の12時に寝たけど、1時に目が覚めちゃって」と時差ボケでその日の睡眠は1時間。朝5時から始まる朝食を食べに足を運んだ。その後は「暑さのせいなのか…。疲れが取れているのか取れていないのかわからない」状態だったが、トレーニングやクラブ調整を行った。
今大会が行われる横浜カントリークラブは2017年、大学1年生の頃「文部科学大臣杯」を制した地。翌年の「日本オープン」ではローアマを獲得した好相性のコースだ。欧州ツアー参戦後は最高位が34位。決して本調子ではないが、「悪い状態でも上位にいけるゴルフはしたい。どこにいても成績を出したいというのは変わらない」。
来週のチェコ、2週後のデンマーク大会はスキップし、次戦は8月下旬の「ベットフレッド・ブリティッシュ・マスターズ」を予定。帰国中は今大会のみ出場し、それまでは日本で調整を行いながら、イングランドからの5連戦に備える。目標に設定した「最低でもトップ30」をクリアして主戦場に帰りたい。(文・小池文子)
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