2023.8.25

涙の海外メジャーから仕切り直し 馬場咲希は「自分を見つめ直して」1アンダー発進

心は折れない。アマチュアの馬場咲希が悔しい経験を力に変えようとしている(撮影:福田文平)

<ニトリレディス 初日◇24日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

難攻不落の小樽決戦で、18歳のアマチュア・馬場咲希(代々木高3年)は1アンダーの暫定25位発進。2バーディ・1ボギーでまとめた初日に、「最近に比べてフェアウェイキープもパーオンもできていた。ボギーをそこまで打たなかった一日でした」と笑顔で振り返った。



ほほをふくらませる馬場咲希【写真】


「全米女子アマ」覇者は、その資格で今季の海外メジャーに出場。だが、出場4試合すべてで予選落ちを喫した。2週前の英国では涙を流して悔しがったが、「全部落ちちゃって、そこで一回見つめ直した。いろいろ書き出して、“ここがダメだ”と思ったところが多かった」と、自分自身と真正面から向き合った。

そしてその反省を生かし、しっかりクラブを振りぬいていた。「きょうは悪い中でも自信をもってピンを狙うショットをした」と、持ち味のショット力を発揮。結果にフォーカスしすぎずに、目の前の一打に集中し続けた。

10月には最終プロテスト受験も控える高校3年生。いまは様々なことを吸収して、ぐんぐん成長していくとき。涙で濡れた目はすっかり乾き、力強く前だけを見据えている。

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出典: https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/jlpga/post/ncg3-k3en4/
この記事を書いた人 ALBA Net編集部

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