みなさん、こんにちは。たびこふれライターのとうもとです。
遅ればせながら、私もついに大阪・関西万博デビューして参りました。
今回は、手術明けで体力に自信のない母と同行する為にあれやこれやと迷いながら計画を立てました。
その中で現地で利用した万博会場内を周遊するバス「e-Mover」がとても快適だったので、みなさんに紹介したいと思います。
目次
まずは、準備しましょう!
e-Moverは万博の外周を走るバスで、通常バスタイプと自動運転タイプの2タイプがあります。
チケットは、現地購入とe-METROホームページ(アプリ)で購入可能です。
こちらはe-METROホームページ(アプリ)のe-Mover購入画面です。
券の種類は、2種類で、 ①1回券:400円と② 1日乗り放題券:1,000円です。(利用料金は大人・子ども共通。)
通常バス、自動運転バス両方に利用できますので「歩きたくない」「体力を消耗したくない」方は事前購入して頂く事をおすすめします。前売りの割引などは無いですが、e METROアプリからの購入のみ、購入金額の10%のOsaka Pointが付与されます。私は、Osaka Pointを貯めているので、事前購入の後押しになりました。
<広い万博会場>
おすすめしておいて、いきなりですがこのe-Mover「ちょっと、不便だな」と正直思う点もあります。
何より、ホームページの運行ルートを見て頂くとわかるかと思いますが、バスは園内というよりは、外周を走るようなイメージなので、園内のちょっとした短距離移動に使える訳ではありません。
また、いわゆる大屋根リングの内側にいる限りは、バス停の場所がわかり辛く、どこにあるのか?どこからどこへ行けるのか?が一見では分からないのは不便に感じる方もいらっしゃるかと思います。
私は、バス停位置の印が入った地図をスクリーンショットして、紙の地図にも蛍光ペンで書き込みしました。
因みに、大屋根リングの下を通ればバス停が近くにある柱にしっかり表示されていますので見逃す事はありません。
通常バスは、便数も多いのでどんどん走ってきますから安心です。
大阪メトロホームページより
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いよいよ乗車です!
<東ゲート南停留所>
こちらが、バス停④東ゲート南停留所です。
バス停の近くには、係員さんがいて下さり誘導して下さったり、方面を教えて下さったり(どちら側からどちら側に行くのか?分からなくなりがちなので)親切に相談に乗って下さいますので安心してバス停に向かって下さい。
バス停の近くで係員さんが1回券と1日乗り放題券を販売してくれていますので、こちらで購入も可能です。
<一日券 腕輪>
私が手首に巻いているのが、1日券です。
腕に巻くいわゆるチケットはリストバンドタイプですが、ちゃんと「利き手どちらですか?逆の方が取れにくいですよ」などアドバイスして下さったりして、熟練の技というか、万博ならではのふれあいを感じて嬉しくなったりしました。
これを巻いて貰うと、もう見せてささっと乗車出来ますので、大変スムーズです。
最初に乗る際は、事前購入の画面を見せると、このチケットバンドを巻いてもらえるのですが、乗車場所や時間によっては、チケット購入の列が混みあっているタイミングもありましたので、利用する!と決めている方は、事前購入しておくと安心ですよ。
いよいよ、バス乗車です。通常運転バスは、予約無しで乗車可能で自動運転バスは予約が必要です。
乗降も「リング西ターミナル」「西ゲート北ターミナル」のみとなります。
自動運転バスの予約方法は、意外とアナログで、チケットを「リング西ターミナル」「西ゲート北ターミナル」の係員さんに提示して希望の乗車時刻の便を係員に伝え乗車予約をすることで、乗車時刻を記載した自動運転記念乗車証(紙券)を受け取ることができます。自動運転乗車証可愛いので、記念にぜひ!!ゲットして欲しいです。
因みに乗車時刻の10分前から、自動運転記念乗車証を提示して受付が始まります。
やはり全体を見渡せる後方席から埋まっていく様に感じました。
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自動運転バスで未来を体感!?
<バス車内>
自動運転バスは予約制なので(最大9名まで)着席してゆったりと景色を楽しめます。
このルートでなければ観られない景色が多くあり、解説もあるので「なるほど!!」と思う事も多かったです。
海辺の景色や、パビリオンの裏側からの景色を堪能できるのは自動運転バスだけの醍醐味です。
冷房も効いていてゆったりした空間なので、万博で歩き疲れた身体には(癒しの空間)と感じること、間違いなしですよ。
下記のホームページに自動運転バスについては詳しく解説されていますよ。
https://autonomous.osakametro.co.jp/yumeshima/index02.html
こちらが、自動運転バスからの景色の中でもイチオシの大屋根リングの中を走っている所です。
写真にすると、窓の仕様のせいで迫力が伝わりませんが、すごく綺麗でした。
あっという間ですが、まるで未来社会に行ったような、異世界に飛んだようで感動しました。
動画でも、ぜひご覧ください!!
いや、やっぱり実際に乗車して生で体験してほしいですね。
木の中に吸い込まれるようなこの景色は自動運転バスに乗らないと見ることは出来ません。
私がバスをおすすめする理由
ここまでe-Moverの魅力について語ってきましたが、ともかく広い万博会場で行きたいパビリオンが東と西に離れている時、歩くのは想像以上に疲れます。
もちろん、歩いてその景色を楽しむのも万博なのですが体力のない人は少しでも気楽に、元気を温存しないと最後まで乗り切れません。
そして、迷っている方に私がe-Moverをおすすめする最大の理由は、万博観光のポイント(支点)になる、という事です。
何回も訪問され目的が明確な方には必要ないですが情報も整理出来ないまま、とりあえず訪問してしまった場合に、
「次のバス停まで、大屋根リングを歩いてみよう」ですとか「次のバス停で降りて、その近くのパビリオンを探してみよう」の様に
バス停をベースにして観光スケジュールを組み立てることも可能です。
あのバス停まで歩けば、冷房の効いたバスに乗車できる!!と思えば、あとひと頑張り!
気力も沸いてきますよね。せっかくですので、東ゲート側も西ゲート側も少しでも堪能して、関西万博を楽しんで頂く助けになればと思います。
【e-Mover・乗車方法】
①通常バス(運行時間:9時台から21時台まで)
バス停で乗車待機列に並び、係員にチケット購入画面を提示することで乗車可能です。
②自動運転バス(運行時間:9時台から16時台まで ※状況により変更の可能性があり)
事前もしくは現地購入したチケット、また、1日乗り放題券の場合は購入時にお渡しするリストバンドを「リング西ターミナル」もしくは、「西ゲート北ターミナル」の係員に提示し、乗車予約をすることで、乗車時刻を記載した自動運転記念乗車証(紙券)を受け取ることができます。乗車時刻の10分前に、予約したバス停へ行き、自動運転バス到着後、自動運転記念乗車証を係員に提示することで乗車可能です。
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20250328_emover_ticket_hanbai.php
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