2025.6.12

10回目の尾瀬はミズバショウが当たり年の5月下旬に(福島・新潟・群馬)

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

ついに10回目の尾瀬です。3年間で10回目ってどんだけ尾瀬にハマっているの?と言われそう。はい、尾瀬は行ってみるとその良さが分かると思いますし、行かなければ分かりません...(当たり前か)。しかし、今回の尾瀬も雪が多かった年の尾瀬。本来なら雪なんて残っていないはずなのですが、場所によってはたっぷり雪が残っていました。雪が多かった年の尾瀬はどんな状況だったのかを、今後の参考のため皆さんにお伝えしたいと思います。なお、2025年はミズバショウの当たり年。白く可憐な花がたくさん咲いていました。

目次

今回の行程

【1日目】2025年5月25日

●行程:御池駐車場(標高1,500m)に車を停め、御池(福島県側)~裏燧橋~うさぎ田代分岐~赤田代~東電小屋分岐~見晴【裏燧林道・段吉新道利用】
●距離:9.1km
●時間:(休憩なしの標準・無冠雪期)3時間40分
●天候:曇りのち小雨
●宿泊:檜枝岐小屋(見晴)

尾瀬 御池 裏燧林道

【2日目】2025年5月26日

●行程:見晴(標高1,400m)~東電小屋~ヨッピ吊橋~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠(標高1,591m)へ。そのまま引き返し山ノ鼻~研究見本園~牛首分岐~竜宮十字路~見晴へ
●距離:20.5km
●時間:(休憩なしの標準・無冠雪期)7時間43分
●天候:曇り
●宿泊:桧枝岐小屋(見晴)

尾瀬 尾瀬ヶ原 燧ヶ岳

【3日目】2025年5月27日

●行程:見晴(標高1,400m)~白砂峠~沼尻~尾瀬沼北岸~大江湿原~沼山峠~沼山峠バス乗場へ
●距離:9.9km
●時間:(休憩なしの標準・無冠雪期)4時間15分
●天候:晴れ

尾瀬 尾瀬沼 燧ヶ岳

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【2025年5月25日】御池から裏燧林道を通り見晴へ

尾瀬 御池 御池駐車場

車は御池駐車場(1回1,000円)に駐車しました。まだシーズン初めのためか御池駐車場はガラガラでした。

尾瀬 御池 御池駐車場 裏燧林道 登山口

御池駐車場に面した御池登山口(標高1,500m)です。ここから裏燧林道を通り見晴まで向かいます。ここは距離が長いのと登山道が完璧に整備されていないので中級者以上の登山コースになります。

尾瀬 御池 裏燧林道

登山道に入った途端雪道が現れました。

尾瀬 御池 裏燧林道

まっすぐ進むと見晴方面へ、左に進むと燧ヶ岳山頂への登山道になります。この時期の燧ヶ岳は冬山登山の上級者向けのコースになりますので注意が必要です。

尾瀬 御池 裏燧林道 御池田代

御池を出発してすぐに現れるのが『御池田代』です。雪解けのところから白いミズバショウの花が咲いていまいた。

尾瀬 御池 裏燧林道 御池田代

御池田代は木道が掛かっていますが、すぐに雪道になりました。

尾瀬 御池 裏燧林道

このあたりは最後まで(6月上旬から中旬頃まで)雪が残りますので、ピンクリボンを探しながら前に進みます。

尾瀬 御池 裏燧林道

残雪の森の中を進みます。必ずピンクリボンを探しながら進む必要があります。

尾瀬 御池 裏燧林道

このあたりの木道は一部しか出ていません。

尾瀬 御池 裏燧林道 姫田代

裏燧林道は田代が多いのが特徴です。次に現れるのが『姫田代』です。

尾瀬 御池 裏燧林道

木道も時々出ていますが、滑りますので注意が必要です。

尾瀬 御池 裏燧林道

こうなると初級者にはどこへ進んでいいのか分かりません...。単独行動は控えた方がいいと思います。

尾瀬 御池 裏燧林道 上田代

裏燧林道で一番大きい『上田代』に到達しました。この雪が積もった木道は踏み抜きに注意が必要です。

尾瀬 御池 裏燧林道 上田代

霧が出てきました。道迷いに注意です。この時期の田代は雪が解けて茶色い地面だけなので、どうしても素通りしてしまいます。

尾瀬 御池 裏燧林道 上田代

上田代からいくつかの田代を通ります。

尾瀬 御池 裏燧林道 上田代

休憩できるベンチはほとんどが雪の中でした。真ん中の亀裂は踏み抜きしやすいところです。この前後に足を踏み入れないように注意しましょう。

尾瀬 御池 裏燧林道 上田代

雪が解けて湿原が出始めています。ここに足を置くとズボッと膝まで水に浸かってしまいます。

尾瀬 御池 裏燧林道

傾斜地をトラバース(横切る)時は滑落に注意が必要です。

尾瀬 御池 裏燧林道

一番危険な亀裂。足を踏み込んではいけません。

尾瀬 御池 裏燧林道

樹木の周りから雪が解け始めます。

尾瀬 御池 裏燧林道

霧の中、前へ進みます。こういう時はGPSが便利ですが、気温が低いとスマートフォンのバッテリーも消耗が早いので、充電用のバッテリーを必ず持っていきましょう。

尾瀬 御池 裏燧林道

木の根っこに足を取られないように気をつけましょう。

尾瀬 御池 裏燧林道 天神田代

裏燧林道最後の田代である『天神田代』を通過します。

尾瀬 御池 裏燧林道

雪が無ければ霧が出てもそう心配いらないのですが、雪の中は道迷いに要注意です。

尾瀬 御池 裏燧林道 裏燧橋 カップヌードル

裏燧橋で昼食休憩。カップヌードルは熱湯でもできるので最強のインスタント麺だと思います。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

裏燧橋を渡ると斜面が西に向くので雪が少なくなります。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

それでもまだまだ雪は多いです...。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

雪が少なくなった分、雪解け水が渓流となって登山道に流れています。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

この下に川が流れています。川の音がしたので掘り起こしましたが、僕、この左側に乗ったとき、ドーンと川に落ちました。幸い、すぐに上がりましたので事なきを得ましたが、一人だったら流されていたかもしれません...。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

うさぎ田代分岐です。ここを右斜め前に進むと三条ノ滝、左に進むと見晴に至ります。裏燧林道はここで終わりです。この先、左に進むと段吉新道です。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

大橇沢への階段を下ります。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

大橇沢を渡ります。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

段吉新道は沼地になっています。ハイカットの登山靴でも足の置き場によっては膝まで泥に埋まってしまうことがあります。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

いくつかの小さな沢を渡りながら進みます。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

今年は雪が多かったので重みで橋が破損していました。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

段吉新道から温泉小屋・三条ノ滝への分岐点です。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道 尾瀬温泉地区公衆トイレ

尾瀬温泉地区公衆トイレです。御池を出発するとここまで公衆トイレはありません。三条ノ滝や裏燧林道は泥道なので、登山靴は手前で脱いでスリッパに履き替えて利用しなければいけません。また利用したら100円を募金箱に入れましょう。

尾瀬 温泉小屋

温泉小屋の全景です。テラスでちょっとお茶でもしていきたいところですが、時間が押していたため、先を急ぎます。

尾瀬 赤田代

温泉小屋付近は赤田代と呼ばれる湿原です。

尾瀬 東電小屋分岐

東電小屋分岐です。右に曲がると東電小屋へ、まっすぐ進むと見晴です。

尾瀬 尾瀬ヶ原

東電小屋分岐を過ぎるとミズバショウの群生地があります。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ミズバショウ

この辺りは開花時期になると一気に白い花を咲かせます。

尾瀬 尾瀬ヶ原 見晴

見晴に到着しました。1日の作業お疲れ様でした。

尾瀬 尾瀬ヶ原 見晴 桧枝岐小屋 夕食

見晴の桧枝岐小屋の夕食(1泊目)です。ご参考まで。

【2025年5月25日現在の裏燧林道の状況】

【ルート】

★御池(福島県側)~裏燧橋~うさぎ田代分岐~赤田代~東電小屋分岐~見晴【裏燧林道・段吉新道利用】

【積雪状況】

尾瀬 御池 裏燧林道

●裏燧林道は全体の80%が雪道(多いところで80cm)。

尾瀬 御池 裏燧林道

●裏燧橋からうさぎ田代分岐までは雪道と沼地が交互に続く。

尾瀬 御池 裏燧林道 段吉新道

●段吉新道は全体の30%が雪道(20cm程度:まもなく解ける)。

尾瀬 尾瀬ヶ原 見晴

●赤田代から見晴は雪はない(すべて木道)。

【注意点】

・木道・登山道が雪で閉ざされているので非常に迷いやすい。
・人がほとんど歩いていないので足跡が少ない。
・ピンクリボンを目印に進むがガスが出ていると目標を見失う。
・木道や登山道が出ているところでも雪解け水で水没していたり沼地化しているところがある。
・橋が出ていないところの沢(川)を渡る時、人の重みで踏み抜きそのまま川へ転落する恐れがある。
・沼地は膝まで足を取られることがある。
・木道は湿っていて滑りやすい。
・完全防水のハイカットの登山靴(できればスパイク付き長靴)が必要。
・防水の上下、防水手袋、帽子、サングラス、日焼け止め、ストックを持参。
・必ず滑り止め(軽アイゼンまたはチェーンスパイクまたはスパイク付き長靴)が必要。
・燧ヶ岳の北斜面に位置する林道の為、雪が無くなるのは6月中旬以降になる。
・全体的にこの区間は花はまだ何も咲いていませんでした。
・御池田代、姫田代、上田代、ノメリ田代、横田代、西田代、天神田代と湿原が続くが、まだ雪の下。
・御池を出て赤田代(無冠雪時期で約3時間30分)まで公衆トイレはない。

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【2025年5月26日】見晴から尾瀬ヶ原を通り鳩待峠を往復

尾瀬 尾瀬ヶ原 見晴 桧枝岐小屋 朝食

見晴の桧枝岐小屋の朝食(1泊目)です。ご参考まで。

尾瀬 尾瀬ヶ原 見晴 至仏山

【7:00出発】朝、出発時、見晴から至仏山を望む。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ミズバショウ 燧ヶ岳

この日は尾瀬ヶ原を縦断するのではなく、東電小屋経由にしました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 東電小屋分岐

【7:12通過】東電小屋分岐です。まっすぐ進むと昨日歩いてきた温泉小屋に至ります。ここで左に曲がります。

尾瀬 東電尾瀬橋

【7:21通過】東電尾瀬橋を渡ります。ここを渡るとミズバショウの群生地です。

尾瀬 東電尾瀬橋 ミズバショウ

東電尾瀬橋から東電小屋の間にあるミズバショウの群生地です。

尾瀬 東電小屋

東電小屋の手前は少しの区間、山道となっています。

尾瀬 東電小屋 公衆トイレ

【7:35通過】東電小屋公衆トイレです。利用の際は100円玉を用意しましょう。

尾瀬 ヨシッ堀田代

東電小屋は高台にあるので、尾瀬ヶ原や至仏山が見渡せます。

尾瀬 ヨシッ堀田代 東電小屋

東電小屋の階段を下りるとそこはヨシッ堀田代です。振り返ると東電小屋が見えます。

尾瀬 ヨシッ堀田代 至仏山

ヨシッ堀田代にもミズバショウの群生が広がっていました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ヨッピ吊橋

ヨッピ吊橋が見えてきました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ヨッピ吊橋

【7:56通過】尾瀬保護財団の資料によると『ヨッピ』という不思議な響きを持つこの語源はアイヌ語で、「呼び」「別れ」「集まる」といった意味があると言われています。

尾瀬 尾瀬ヶ原

【7:57通過】ヨッピ吊橋の分岐です。まっすぐ進むと牛首分岐、左に曲がると竜宮十字路です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ミズバショウ 至仏山

牛首分岐に向け進みます。このあたりにも木道沿いに可憐なミズバショウを見ることができます。

尾瀬 尾瀬ヶ原 池塘 燧ヶ岳

木道沿いに池塘(ちとう)が点在しています。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ミズバショウ

水の中で咲く、ミズバショウも見ることができます。

尾瀬 尾瀬ヶ原 東電下ノ大堀橋

【8:16通過】東電下ノ大堀橋を渡ります。ヨッピ吊橋とこの東電下ノ大堀橋は例年5月中旬から下旬に設置されるので通行には注意が必要です。

尾瀬 尾瀬ヶ原

東電下ノ大堀橋を渡るとしばらく高さがある木道を通りますので、踏み外さないようにしましょう。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ミズバショウ 至仏山

至仏山とミズバショウの群生地。

尾瀬 尾瀬ヶ原 ミズバショウ

今年はミズバショウの当たり年だそうです。雪が多く、雪解けが遅れた影響でミズバショウの開花も遅れ、霜にあたる時間が少なく茶色く変色しなかったためです。

尾瀬 尾瀬ヶ原 牛首分岐

【8:33通過】牛首分岐を通過します。

尾瀬 尾瀬ヶ原 上ノ大堀川橋

正面に上ノ大堀川橋が見えてきました。後方は至仏山です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 逆さ燧 燧ヶ岳

逆さ燧ポイントですが、風があり、燧ヶ岳は水面に映りませんでした。

尾瀬 尾瀬ヶ原 逆さ至仏 至仏山

逆さ至仏です。このあたりは5月下旬まで水を潤沢に蓄えていますが、以降は水が引いてしまいます。なので逆さ至仏を見るのも5月中です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 原の川上橋

原の川上橋付近のミズバショウ群生地です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 至仏山

原の川上橋付近の木道は雪の重みで破損している箇所が多数ありました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 原の川上橋 至仏山

原の川上橋を渡ると山ノ鼻はすぐです。

尾瀬 尾瀬ヶ原 山ノ鼻

山ノ鼻に到着。山ノ鼻には3軒の山小屋とキャンプ場、尾瀬山ノ鼻ビジターセンターがあります。

尾瀬 山ノ鼻 公衆トイレ

尾瀬山ノ鼻公衆トイレです。利用の際は100円玉を用意しましょう。なお、トイレの利用にはペイペイでも支払い可能ですし、小銭がない方はビジターセンターで両替も可能です。

尾瀬 山ノ鼻 ビジターセンター

【9:20通過】尾瀬山ノ鼻ビジターセンターです。展示物や資料がありますので、ぜひ立ち寄っていきましょう。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

山ノ鼻は素通りして鳩待峠まで進みます。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠 山の川上橋

【9:23通過】山の川上橋を渡ります。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

森林地帯を進みます。このあたりの木道は新しく取り替えられたものです。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

『真ん中岩・二手木道(勝手に僕が名付けた)』に差しかかりました。この先がテンマ沢です。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠 テンマ沢

【9:33通過】テンマ沢です。ミズバショウが見頃を迎えていました。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

木道脇には少し雪が残っていましたが、もう数日で解けてなくなることでしょう。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

階段は道幅が狭くなっているので転落に注意が必要です。(今年は注意看板が立っていました)

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

しばらくアップダウンを繰り返します。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

そして再び階段です。このあたりから木道そばに休憩用のベンチが設置されています。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠 至仏山

横に見えるのは至仏山です。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠 ハトマチ沢

ハトマチ沢を渡ります。鳩待峠まで残り380m!

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

石畳と木道の階段が現れると鳩待峠までもうすぐ!

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

鳩待峠が見えてきました。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

【10:11到着10:26出発】鳩待峠に到着しました。小休止の後、そのまま山ノ鼻へ向けて下ります。たぶん、そんな人、いないと思いますが...。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠

【11:18着】山ノ鼻に戻ってきました。

尾瀬 山ノ鼻 鳩待峠 至仏山荘 カレーライス

至仏山荘でキーマカレーをいただきました。

尾瀬 山ノ鼻

山ノ鼻は鳩待峠から下ってきた登山者でにぎわっていました。

尾瀬 研究見本園

【11:55出発~12:18】山ノ鼻を出発し、研究見本園の状況を確認します。

尾瀬 研究見本園

研究見本園の木道には雪はありませんでした。

尾瀬 研究見本園 燧ヶ岳

研究見本園から見た燧ヶ岳です。

尾瀬 研究見本園 ミズバショウ

研究見本園のミズバショウ群生地も見頃を迎えていました。

尾瀬 研究見本園

研究見本園は鹿や熊からの食害を防ぐため、周囲に柵が設置されています。

尾瀬 尾瀬ヶ原

【12:18出発】山ノ鼻を出発し尾瀬ヶ原を縦断します。

尾瀬 尾瀬ヶ原 原の川上橋

【12:24通過】原の川上川橋を渡ります。

尾瀬 尾瀬ヶ原

この付近は木道が激しく破損していますので通行には注意が必要です。

尾瀬 逆さ燧 燧ヶ岳

【12:40通過】逆さ燧ポイントです。午前中より少し風が収まり逆さ燧を見ることができました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 上の大堀川橋

【12:45通過】上の大堀川橋を通過します。

尾瀬 尾瀬ヶ原 牛首分岐

【12:54通過】牛首分岐を通過します。

尾瀬 尾瀬ヶ原 燧ヶ岳 会津駒ヶ岳

尾瀬ヶ原から燧ヶ岳の左後方に会津駒ヶ岳を見ることができます。

尾瀬 尾瀬ヶ原 下の大堀川橋

【13:07通過】下の大堀川橋を通過します。この先、尾瀬の宣伝写真によく出てくるミズバショウ群生地となります。

尾瀬 下の大堀川 ミズバショウ

ミズバショウ群生地を横から撮影。

尾瀬 尾瀬ヶ原 下の大堀川 ミズバショウ

【13:12】下の大堀川のミズバショウ群生地です。今年のミズバショウは当たり年です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮尻

【13:25通過】竜宮尻です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮現象

【13:30】竜宮現象の出口(湧出点)です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮現象

【13:32】竜宮現象の入口(伏流点)です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮現象

向かって左側が竜宮現象の入口(伏流点)、右側が竜宮現象の出口(湧出点)です。ただし、右側への木道は破損しているため、途中で通行止めになっていました。

尾瀬 尾瀬ヶ原

竜宮現象を過ぎるとミズバショウとリュウキンカ(黄色の花)の共演となります。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮十字路

【13:40通過】竜宮十字路を通過します。右に進むと長沢新道を経て富士見峠へ至りますが、こちらは長沢橋が破損したため通行止めになっていました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 龍宮小屋

【13:42】龍宮小屋です。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮公衆トイレ

龍宮小屋の後方に公衆トイレがあります。利用の際は100円玉を用意しましょう。

尾瀬 尾瀬ヶ原 県境 沼尻川

【13:49通過】沼尻川にかかる橋を渡ります。群馬県(関東)から福島県(東北)へと変わります。

尾瀬 尾瀬ヶ原

【13:58通過】下田代の中央に流れる小川を渡ると見晴はもうすぐです。

尾瀬 尾瀬ヶ原 見晴 燧ヶ岳

見晴の山小屋が見えてきました。

尾瀬 見晴 山小屋

【14:12】山小屋に到着しました。

尾瀬 尾瀬小屋

宿泊は桧枝岐小屋ですが、夕食までのひとときを過ごすため、尾瀬小屋へ移動し、ワインをいただきました。

尾瀬 尾瀬小屋

尾瀬小屋ではお洒落なレストランメニューをいただくことができます。他の山小屋に泊まっていても利用可能です。こちらは『トリュフニョッキ(700円)』です。

尾瀬 尾瀬小屋

こちらは『コンテチーズを使ったクロックムッシュ(900円)』です。

尾瀬 見晴 桧枝岐小屋 夕食

見晴の桧枝岐小屋の夕食(2泊目)です。1泊目と内容が異なります。ご参考まで。

【2025年5月26日現在の尾瀬ヶ原~鳩待峠の状況】

【ルート】

★尾瀬への王道ルート:鳩待峠(群馬県側)~ハトマチ沢~テンマ沢~山ノ鼻

【積雪状況】

●鳩待峠から山ノ鼻まで雪があるのは3ヶ所(いずれも5月中に無くなる:危険なし)

尾瀬 鳩待峠

①鳩待峠の登山道入口(約2m:まもなく無くなる)

尾瀬 鳩待峠 山ノ鼻

②鳩待峠直下(約3m:まもなく無くなる)

尾瀬 鳩待峠 山ノ鼻

③テンマ沢手前(約20m:まもなく無くなる)

【鳩待峠から山ノ鼻までの注意点】

・鳩待峠から山ノ鼻までの往路は下り坂になる為、石畳や木道で滑って転倒に注意。
・急な階段が2ヶ所あり。転落に注意が必要。
・木道は道側通行。

【2025年5月26日現在の研究見本園の状況】

【ルート】

★研究見本園

【積雪状況】

尾瀬 研究見本園

●研究見本園は雪なし。

【2025年5月26日現在の尾瀬ヶ原の状況】

【ルート】

★尾瀬ヶ原:山ノ鼻~牛首分岐~竜宮十字路~見晴

尾瀬 尾瀬ヶ原

【積雪状況】

●尾瀬ヶ原は雪なし。

【尾瀬ヶ原の注意点】

・山ノ鼻を出てすぐにある原の川上橋前後は雪の影響で木道が破損しているので通行注意。
・木道が破損しているところはシーソーになっている部分があるので一人ずつ通過する。
・破損している木道にはピンクリボンが巻かれている。
・木道から地面に降りてはいけない。
・ながら行為(飲みながら、写真を撮りながら)は木道から転落する恐れがある。
・鳩待峠から尾瀬ヶ原のハイキングであれば滑り止めは不要。
・靴はローカットでも可能だが、ハイカットの方が転倒した時に捻挫になりにくい。
・尾瀬ヶ原の木道は朝早くや雨天時は滑って転倒に注意が必要。
・尾瀬は2~3日に一度は雨が降るので雨具は必携。
・防水の上下、防水手袋、帽子、サングラス、日焼け止め、ストック(先にはゴムを装着)を持参。
・100円玉をたくさん持ってくること(公衆トイレ用)。
・晴れていたら20℃前後と暖かいが、曇天や雨天は肌寒い。
・尾瀬に宿泊する際、朝夕の散歩時は熊に注意。

【2025年5月26日現在のミズバショウの開花状況】

尾瀬 東電小屋分岐 ミズバショウ

①東電小屋分岐付近:見頃でした。

尾瀬 東電尾瀬橋 ミズバショウ

②東電尾瀬橋付近:見頃でした。数が多く燧ヶ岳をバックに素晴らしい写真が撮れました。

尾瀬 尾瀬ヶ原 東電下ノ大堀橋 牛首分岐 ミズバショウ

③東電下ノ大堀橋から牛首分岐間:見頃でした。

尾瀬 テンマ沢 ミズバショウ

④テンマ沢:見頃でした。まだ芽を出したばかりのものもあるので6月上旬まで見頃が続くと予想。

尾瀬 研究見本園 ミズバショウ

⑤研究見本園:見頃でした。

尾瀬 原の川上橋 ミズバショウ

⑥原の川上橋付近:見頃でした。数は少ないですが綺麗に咲いています。

尾瀬 尾瀬ヶ原 下の大堀川 ミズバショウ

⑦下の大堀川:見頃でした。たくさんのミズバショウが至仏山をバックに咲いています。今年は当たり年です。
※今年は雪解けが遅れた為、霜による被害が少なく白い華麗なミズバショウを見ることができます。

尾瀬 尾瀬ヶ原 竜宮現象

⑧竜宮現象:見頃でした。

【2025年5月27日】見晴から尾瀬沼を通り沼山峠へ

尾瀬 見晴 桧枝岐小屋 朝食

見晴の桧枝岐小屋の朝食(1泊目)です。1泊目とはメニューが異なります。ご参考まで。

尾瀬 見晴

【6:28出発】見晴の桧枝岐小屋を出発し尾瀬沼山峠を目指します。

尾瀬 見晴 沼尻

すぐに雪道が現れます。この程度の雪なら除雪してしまいます。

尾瀬 見晴 沼尻 見晴新道分岐

燧ヶ岳(見晴新道)への分岐点です。左に進むと燧ヶ岳ですが、登山道が沼地化していました。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂

木道に残る雪を除雪と傾いた枝に積もった雪を取り除き、横になった枝をまっすぐ上に伸ばします。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂 イヨドマリ沢

イヨドマリ沢を渡ります。残雪期に川を渡る時は積もった雪ごと踏み抜くこともあるので要注意です。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂

段小屋坂に差しかかりました。見晴から沼尻まではだらだらに登りが続きました。木道と山道を交互に歩きます。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂

このように残雪があるところを除雪しますが、場所により、下の部分が凍っていたりするのでなかなか除雪が進まないことがあります。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂

白砂峠までの急登は道迷いに注意が必要です。ピンクリボンを探しながら進みましょう。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂

白砂峠までさらに急登が続きます。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂 白砂峠

ここを登りきると白砂峠です。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂 白砂峠

白砂峠を越えると下りが始まります。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂 白砂峠 白砂湿原

急な下り坂です。前方に白砂湿原が見えます。本来、雪がなければここは岩場です。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂 白砂峠 白砂湿原

白砂湿原です。半分程度、雪が解けていますが、ミズバショウの群生地付近はまだ雪の中でした。

尾瀬 見晴 沼尻

白砂湿原を過ぎるとすぐに雪道になっていました。20分程度の区間でアップダウンはないのですが、意外と雪に行く手をふさがれました。

尾瀬 見晴 沼尻

目の前に川が流れていて、橋の部分は木道が出ていますが、手前が不安定なのでできるだけ木道を掘り出す作業をしました。

尾瀬 見晴 沼尻

人が通った道(トレース)が残っていたのですが、間違った方向に進んでいました。ピンクリボンをつけて間違いを正しました。

尾瀬 見晴 沼尻 段小屋坂 尾瀬沼

尾瀬沼畔の沼尻に到着です。しばし小休止です。

尾瀬 見晴 沼尻 尾瀬沼 沼尻公衆トイレ

沼尻の公衆トイレはこの時利用不可でした(2025年は5月31日から利用可能になりました)。

尾瀬 沼尻 燧ヶ岳

沼尻から見た燧ヶ岳です。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線

沼尻から大江湿原までの尾瀬沼北岸線はほとんど雪が残っていませんでした。残っていたところは出来る限り除雪しました。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線 浅湖湿原

浅湖湿原を通過します。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線 長英新道分岐

燧ヶ岳(長英新道)への分岐点です。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線

大江湿原が見えてきました。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線

大江湿原のミズバショウはまだ少ないながらも咲き始めていました。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線

尾瀬沼畔の山小屋が見えてきました。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼 北岸線 分岐点

尾瀬沼の分岐です。右に進むと尾瀬沼畔の山小屋、左に進むと尾瀬沼山峠です。

尾瀬 大江湿原 燧ヶ岳

大江湿原から見た燧ヶ岳です。

尾瀬 大江湿原

小淵沢田代への分岐点です。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

沼山峠への登りが始まると雪道になりました。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

沼山峠までひたすら登っていきます。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

日当たりが良いところは雪が解け、木道も出ています。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

斜面を登るところもありますので滑落に注意が必要です。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

沼山峠展望台です。昔はここから尾瀬沼が見えたそうですが、今は一部しか見ることができません。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

ここを登りきると沼山峠です。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

沼山峠を過ぎると下り坂ですが、北斜面なので雪が中途半端に解けていて踏み抜きに注意が必要です。

尾瀬 大江湿原 沼山峠

尾瀬沼山峠のバス乗り場が見えてきました。

尾瀬 沼山峠休憩所

沼山峠休憩所です。無人ですが、休憩スペース、トイレと飲料水の自動販売機があります。

尾瀬 尾瀬沼山峠 シャトルバス

御池までシャトルバスに乗って移動します。御池まで約25分、30~40分間隔で運行しています。料金は大人600円です。
※写真は桧枝岐村方面へ行く路線バスです。

尾瀬 御池駐車場

御池駐車場です。駐車料金は1回1,000円です。この時期はまだまばらです。

【2025年5月27日現在の見晴から尾瀬沼から沼山峠の状況】

【ルート】

★尾瀬への縦走ルート:見晴~白砂峠~沼尻~尾瀬沼北岸~大江湿原~沼山峠~尾瀬沼山峠(福島県側)

【積雪状況と注意点】

尾瀬 見晴 白砂峠 沼尻 尾瀬沼

●見晴から白砂峠から沼尻は50%が雪道(多いところで80cm)。

・白砂峠までの登り下りは滑り止めが必要。
・見晴から白砂峠まで長い距離を登って行くことになる。最後は急登。
・斜面を斜めに横断するところがあり滑落に注意。
・急激に雪解けが進んでいるので踏み抜きに注意。1mくらい落ちることもある。
・見晴から白砂峠までは木道と登山道になり、足場が悪いので転倒に注意が必要。

尾瀬 沼尻 大江湿原 尾瀬沼

●沼尻から大江湿原までは10%が雪道だったが除雪をしたのでこの区間はほとんど雪がない。

尾瀬 尾瀬沼 大江湿原 沼山峠

●大江湿原から尾瀬沼山峠までは70%が雪道でした。

【見晴~尾瀬沼~尾瀬沼山峠までの注意点】

・沼山峠まで急登を登るので滑り止めが必要。
・斜面を斜めに横断するところがあり滑落に注意。
・急激に雪解けが進んでいるので踏み抜きに注意。1mくらい落ちることもある。
・特に沼山峠を越え、尾瀬沼山峠(シャトルバス乗場)までの下り坂は非常に危険。踏み抜きすると大怪我する恐れあり。
・白砂峠や沼山峠は標高が高いので6月中旬まで雪が残る。雪解けが進むと踏み抜きが非常に怖い。
・木道は湿っていて滑りやすい。
・完全防水のハイカットの登山靴(できればスパイク付き長靴)が必要。
・尾瀬は2~3日に一度は雨が降るので雨具は必携。
・防水の上下、防水手袋、帽子、サングラス、日焼け止め、ストック(先にはゴムを装着)を持参。
・100円玉をたくさん持ってくること(公衆トイレ用)。
・沼尻のトイレは閉鎖中です(2025年5月31日から利用可能になりました)。したがって見晴を出て尾瀬沼の公衆トイレまで約3時間トイレに行くことができません。
・晴れていたら20℃前後と暖かいが、曇天や雨天は肌寒い。

【ミズバショウの開花状況】

尾瀬 白砂湿原

①白砂湿原:まだ雪の中でした。6月上旬の雪解けとともに芽が出てきます。

尾瀬 大江湿原

②大江湿原:まだ数は少なかったですが見頃でした。木道から少し距離があるので見づらいですが燧ケ岳をバックにミズバショウの群生を見ることができます。

僕たちが尾瀬で作業したこと

尾瀬

木道の掘り起こしと木道横で踏み抜かないように雪落とし

尾瀬 危険 踏み抜き

ピンクリボンの設置

尾瀬 危険 ピンクリボン

傾斜地での階段の設置

尾瀬 危険

橋の部分の掘り出し

尾瀬 危険

登山道や木道に雪解け水が流れ込まないように流れを変える

尾瀬 危険

登山道や木道に倒れた木の掘り起こし

尾瀬 危険

登山道や木道に倒れた木の撤去

尾瀬 危険

尾瀬へ行く方へのアドバイス

尾瀬に関してはこちらの記事で詳しく書きましたのでまずはコチラをご覧ください!

尾瀬の魅力を詳しく解説します!(群馬・福島・新潟)

尾瀬 尾瀬ヶ原 至仏山

●尾瀬は雨(雪)の多い地域です。雨具は必ず持参してください。尾瀬は標高が高いため、雪が降ることもあります。

●靴は防水のハイカットが必要。靴の中に染み込むと凍傷の危険性があります。

●滑り止め(チェーンスパイク、アイゼン、スノーシューなど)が必要。

●トレッキングポールも必要です。先は保護ゴムを着脱できるようにしておきましょう。

●山小屋のオープン状況を必ず確認してください。

●山小屋には浴場がありますが、タオルはありませんので、バスタオルなどを持参してください。

●山小屋内はパブリックスペース以外、暖房が入っていませんので、防寒着を持参してください。

●日差しや雪焼け防止のため、帽子、サングラス、日焼け止めを必ず準備してください。

●踏み抜いた時の処置に痛み止め、湿布を持参してください。

●スマートフォンの充電器、カメラの予備バッテリーを忘れずに準備してください。山小屋でのコンセントは共用なので混雑していると充電できないこともあります。

●ゴミ箱はありません。ゴミはすべて持ち帰りです。山小屋で購入したもののみ山小屋で引き取ってくれます。

●登山計画書を必ず提出しましょう。

●登山保険に必ず加入しましょう。

尾瀬情報サイト リンク集

尾瀬歩荷のYouTubeチャンネル

尾瀬の最新情報は『Japanese Porter -尾瀬 歩荷-』チャンネルをご覧ください。定期的に最新情報をアップしています。

>>Japanese Porter -尾瀬 歩荷-チャンネルはこちら

【雪が多かった年】の福島県側の登山道情報

危険①雪が多い年は単独行動を避けた方がいいです

尾瀬 踏み抜き

尾瀬は豪雪地帯です。雪が多い年は場所により6月中旬まで雪が残ることがあります。尾瀬が初めての方は経験者に同行する、または登山ガイドを雇いましょう。単独で行動すると深みに踏み抜くと上がってこれなくなったり、

危険②熊に出会うこともあります

尾瀬 熊

尾瀬は人間より熊の方が先住者。朝夕は活発に熊が動き回っています。常に熊鈴を携行して、自分の位置を知らせながら移動しましょう。また熊が多く出没する地域は限定されています。その地域を通過するときは足早に通過しましょう。

危険③沢や川を渡るときは慎重に、そして一人ずつ

尾瀬 川 踏み抜き

雪解けが進むと川の部分では下面から雪が解け薄くなっていきます。そこへ人が通ると重さに耐えきれずドーンと落ちて川に転落することもありますので十分に注意してください。川が流れる音が聞こえたら慎重に進みましょう。

危険④滑り止めを必ず持参してください

尾瀬 滑り止め

慣れている方は滑り止め(チェーンスパイク、アイゼン、スノーシューなど)なしの登山靴で歩いていますが、急斜面を斜めにトラバースすることもありますので、滑り止めが必ず必要です。雪が多く残る地域ではスパイク付き長靴が便利です(僕はスパイク付き長靴を使用しました)。

危険⑤木道が破損しているところがあります

尾瀬 木道 破損

2025年は雪が多かったため、木道があちこちで破損しています。破損個所には看板が設置されていたり、ピンクテープが巻かれています。通過の際は慎重にお願いします。

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※当記事は2025年5月25日から27日にかけて訪問した時のものです。常に最新情報を確認した上で計画してください。

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出典: https://tabicoffret.com/article/82668/
この記事を書いた人 中尾勝

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