(前編よりつづく)
午前中に訪れることができたパビリオンは4つという想定外の周れなさ...。
これは来場人数が多いからなのか?それともスケジュール管理が下手くそなのか?と落ち込みかけましたが、気を取り直して午後からはいかにより多くのパビリオンを周れるかに重点を置いて行動していきたいと思います。
<国旗>
大忙しの万博来場レポート後編です!
>>万博って実際どうなの?滞在時間10時間!初来場レポート 前半の記事はこちら
>>大阪・関西万博の特集サイトはこちら
目次
- アゼルバイジャンパビリオンの外観にうっとり
- 夜の地球では日本の技術に感動
- マレーシアパビリオンはマレーシアそのもの
- ベトナムパビリオンの水上人形劇はいつかリベンジ
- カタールパビリオンで念願のヘナアートはできず...
- ナツメヤシで作られた柱がすごいアラブ首長国連邦パビリオン
- カナダパビリオンはフードだけで我慢
- 大屋根リングにもちゃっかり登ります
- 静けさの森は通るだけで不思議な気分に...
- ヨルダンパビリオンのワディ・ラム砂漠に感動
- コモンズAは時間がないので重ねスタンプだけ...!
- モザンビークパビリオンもちらっと覗きます
- ペルーパビリオンはペルー料理が楽しめる
- 最後の最後に念願のルクセンブルクパビリオン
- もちろんお土産の購入も忘れない
- 最後の難関は東ゲートから夢洲駅!?
- 滞在時間10時間で15個のパビリオン
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アゼルバイジャンパビリオンの外観にうっとり
お昼ご飯を食べ終わると13:30すぎ...。
残り約6時間ということで、ここからはいかにより多くのパビリオンを周れるかに重点を置くことにしました。
とは言いつつ、やはり"ルクセンブルクパビリオン"が諦めきれないので、再度"ルクセンブルクパビリオン"の偵察に行きます。
すると、午前中に見たときよりも長い行列が...!
ということで"ルクセンブルクパビリオン"本日2回目の素通りです。
今日はもう"ルクセンブルクパビリオン"は無理かもしれないと思いつつ、外観の素敵さに吸い込まれるようにして"アゼルバイジャンパビリオン"の列に並びました。
その外観がこちらです!
<アゼルバイジャンパビリオン>
どのパビリオンの外観も素敵でしたが、個人的に1番素敵だなと思ったのが、この"アゼルバイジャンパビリオン"の外観でした。
しかし、"アゼルバイジャンパビリオン"は大きな外観にも関わらず、パビリオンの中は広くないので滞在時間はかなり短いです。
また、パビリオンに入ってしまえば、あとは自由行動なのですが、パビリオン内が広くないからなのか、数人ずつ一緒にパビリオンの中に案内していただけます。
そのため、パビリオンに入るまでに30分くらいかかりますが、5分ほどで見終わってしまいました...。
会場の中心近くにあるのでゲートからは遠いですが、外観がおすすめなので機会があれば、ぜひ外観だけでも見に行ってみてください!
アゼルバイジャンパビリオン
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夜の地球では日本の技術に感動
会場が広いので、今回は東側半分にあるパビリオンをとにかく攻めると決めていたのですが、"アゼルバイジャンパビリオン"の向かい側にある "夜の地球 Earth at Night" がすぐに入場できそうだったので行ってみました。
ここでは、夜の地球の制作過程を動画で見たあと、実際に夜の地球を見ることができます。
言葉では言い表せない、思わず息をのむほど美しい輪島塗と金箔の美しさに感動しました。
ただ1つある悩みごとが...
あまりの美しさに写真に残したい!!と思うのですが、ガラスと照明の関係で中々うまく写真を撮ることができません...。
そのため、写真に撮るよりもご自身の目に焼き付けるのがおすすめです!!
また、地球儀以外にも東京やNYなど世界の都市の地図も輪島塗と金箔で表現されています。
こちらもぜひ生で見てみてください。
夜の地球儀‐石川県輪島漆芸(しつげい)美術館
マレーシアパビリオンはマレーシアそのもの
続いては、午前中は混んでいたので通り過ぎたのですが、午後になって列が短くなっていた"マレーシアパビリオン"に行きました。
<マレーシアパビリオン>
"マレーシアパビリオン"は自由に見学するスタイル&パビリオンが大きいのでどんどん列が進んでいきます。
そして、この"マレーシアパビリオン"で1番びっくりしたのは匂いです!
パビリオンに入った瞬間そこはもう完全にマレーシア!!
実際、マレーシアに行ったことはないのですが、なんとも言えないアジア独特の匂いがして一気にマレーシアを訪れた気分にさせてくれました。
マレーシアパビリオン
ベトナムパビリオンの水上人形劇はいつかリベンジ
"マレーシアパビリオン"の次は"ベトナムパビリオン"に行きました。
"ベトナムパビリオン"も"マレーシアパビリオン"同様、自由にパビリオン内を見学できるのですが、パビリオンが小さいので入場制限を行っていました。
しかし、そこまで並ぶわけではなくて10分程度で入ることができました。
また、今回は残念ながら見られませんでしたが、"ベトナムパビリオン"で1番のメインは1日に数回おこなわれる水上人形劇!
ベトナムといえば水上人形劇!といってもいいくらい有名なベトナム伝統芸能なので、ご都合が合えば見てみてください。
カタールパビリオンで念願のヘナアートはできず...
続いては"カタールパビリオン"です。
こちらはかなり並んでいましたが、"カタールパビリオン"でおこなわれているヘナアートを是非体験したかったので頑張って並ぶことにしました!
"カタールパビリオン"ではカタールという国がどのように発展し続けているのかを、海岸線をテーマに学ぶことができます。
スタッフの方の説明が2ヶ所で行われた後、自由見学になります。
ただ、今回の"カタールパビリオン"の最大の目的はヘナアート!ということで、自由見学もそこそこにヘナアートをやっていただける場所を探したのですが見つからず...。
どうやらヘナアート体験は常におこなわれているわけではなく、限られた日時のみのようです...。
次回訪れる際は、絶対にリベンジしたいです...!
カタールパビリオン
ナツメヤシで作られた柱がすごいアラブ首長国連邦パビリオン
見たいパビリオン全てに入る時間はないので、待ち列が短そうなパビリオンに突撃していきます。
"カタールパビリオン"の隣、"アラブ首長国連邦パビリオン"は少し待ち時間が発生していました。
事前予約もおこなっているパビリオンなのでかなり時間がかかるかな?とも思いましたが、とりあえず並んでみます。
すると、並んでからすぐにパビリオンに入ることができました。
こちらも自由見学なので回転率がいいみたいです。
ここまで回転率がいいと、事前予約枠を"アラブ首長国連邦パビリオン"に使うのは、少しもったいないかなぁと思いました。
全く予約が取れないよりかは、少しでも早く入れるので取っておいたほうがいい気もしますが...。
"アラブ首長国連邦パビリオン"で1番の目玉はナツメヤシで作られた巨大な柱です。
こちらはパビリオンに入らなくても外から見ることもできるので、"アラブ首長国連邦パビリオン"の前を通ることがあればぜひ見てみてください!
アラブ首長国連邦パビリオン
カナダパビリオンはフードだけで我慢
ここで本当は"カナダパビリオン"に行きたかったのですが、かなり長い列だったので今回は諦めました...。
でも、少しでもカナダを感じたい!ということでレストランにだけ入ります。
レストランといっても商品を購入し、レストランの外にある椅子とテーブルで食べるスタイルなので気軽に食べることができます。
今回はメープルソフトと、並んでいる間に試食させていただけたメープルポップコーンを購入しました!
<メープルソフト>
ただ、メープルソフトはミルク味のソフトクリームに、砕いたクッキーがかかっているもので、メープルの味は全くといっていいほどしませんでした...。
また、メープルポップコーンはほぼキャラメルポップコーンでした...。
美味しかったですが、あれがメープル味だったかと言われると少し難しいです...。
また、値段も800円くらいしたので、ちょっと残念な気持ちになってしまいました...。
他にもたくさんのドリンクも販売されていますが、缶に入っているものが多く見た目がわからないものがほとんどでした。
カナダパビリオン
大屋根リングにもちゃっかり登ります
おやつを食べたあとは、近くにあるエスカレーターを使用し、ついに"大屋根リング"に登りました。
<大屋根リング>
正直、"大屋根リング"には全く興味がなかったのですが、いざ登ってみると何かあるわけではないですが、興奮しました!
<大屋根リング>
<大屋根リング 海>
また、各パビリオンを遠くから見ることができるので、各パビリオンの全貌と個性を感じることができました。
天候などによっては登れないこともあるようですが、時間がかかるものではないのでエスカレーターが目の前にあったら絶対に登ってみてください!!
静けさの森は通るだけで不思議な気分に...
大屋根リングに登ったあとは"スイスパビリオン"・"オーストリアパビリオン"・"中国パビリオン"がある通りを通って、静けさの森に向かいました。
"静けさの森"は想像していたより広くなかったですが、"静けさの森"というだけあって、少し迷子になってしまいそうな不思議な空気感がありました。
未来につながる森 静けさの森アートプロジェクト
ヨルダンパビリオンのワディ・ラム砂漠に感動
そんな"静けさの森"を抜けて次に向かったのは、"ヨルダンパビリオン"です。
この"ヨルダンパビリオン"ですが、実は今回の万博で絶対に行きたいと思っていたパビリオンの1つでした!
時刻はすでに16:00近く。
滞在時間は残り4時間を切っている中での、60分待ちということで少し迷いましたが、"ヨルダンパビリオン"を体験しないと絶対に後悔する!と思い覚悟を持って並びます。
しかし、60分待ちと聞いていたのにも関わらず、時間が経っても経っても列は進まず...。
結局パビリオンに入れたのは、並び始めてから100分くらい経過したあとでした。
"ヨルダンパビリオン"はワディ・ラム砂漠から実際の砂を運んできているので日本にいながら、ワディ・ラム砂漠を体験することができるのです。
<ヨルダンパビリオン>
ただ、小さなパビリオンなので、靴を脱ぎ履きするスペースが狭く回転率が悪いのです...。
短い滞在時間で長時間並ぶのは少し勇気がいりますが、砂漠の上を裸足で歩くなんて中々できない体験なので、是非この機会に訪れてみてください!
待ち時間が長すぎて途中で心が折れそうでしたが、今回訪れたパビリオンで1番気に入ったのがこのヨルダンパビリオンでした♪
また、今回は時間がなかったので諦めましたが、"ヨルダンパビリオン"では10分ほどでオリジナルのサンドアートを作成してもらうことができます。
次回万博を訪れた際は、ぜひ購入したいなぁと思っています。
コモンズAは時間がないので重ねスタンプだけ...!
"ヨルダンパビリオン"が思っていたより時間がかかってしまったので、向かい側にある"コモンズA"では重ねスタンプだけ押してきます。
余談ですが、万博ではスタンプ帳に各パビリオンのスタンプを押すことができます。
公式のスタンプ帳も販売されていますが、ご自身の持っているノートに押しても大丈夫ですし、パビリオンに入らなくても押せるスタンプも数多くあります。
なので、スタンプをひたすら集めることを1つの目的にするのもいいかもしれません...!
モザンビークパビリオンもちらっと覗きます
"コモンズA"から出たあとは"モザンビークパビリオン"に行きます。
ここは1階が自由見学で2階がシアターです。
2階のシアターは待ち時間が発生するけれど、1階の自由見学ゾーンであればすぐに見られるということだったので1階だけ入場してきました。
ペルーパビリオンはペルー料理が楽しめる
その後は流れるように隣の"ペルーパビリオン"に向かいます。
"ペルーパビリオン"も今回の来場で楽しみにしていたパビリオンの1つでした!
パビリオンの前には少し人だかりがありましたが、すぐに入場することができました。
"ペルーパビリオン"では1日に数回限定でペルー料理の試食をさせていただくことができます。
中々日本では食べることのないペルー料理をとても楽しみにしていたのですが、今回訪れた時間はペルーを代表するお酒「ピスコ」。
お酒が苦手なので試飲させていただくか迷いましたが、こんなチャンス二度とないかもしれない!ということで試飲させていただきました!
一口なので、お酒を普段から呑まれる方にとってはどうってことない量だとは思うのですが、普段飲まない人間としてはその後、目から汗が出てくるくらい身体が暑くなって酔っ払ってしまい、後悔しました...。
お酒やドリンクではなく料理のときもあるようなので、パビリオンの前に試食スケジュールが書かれているので、事前のスケジュール確認がおすすめです...!
最後の最後に念願のルクセンブルクパビリオン
もう時間もかなり遅くなってきたということで、最後の最後にやっぱりどうしても諦めきれない"ルクセンブルクパビリオン"に向かいます。
すると待ち時間は45分!
また、体験時間は20分ということでかなりギリギリの時間ではありましたが、最後に"ルクセンブルクパビリオン"へ並びます。
"ルクセンブルクパビリオン"でぜひ体験していただきたいのは最後のゾーンです。
編み編みのネットに乗って、まるで鳥になって空を飛んでいるような気分になりながら、ルクセンブルクの街や自然を感じます!
TVで見たときから絶対に、鳥のように空を飛びながらルクセンブルクの街並みを感じたい!と思っていたので、最後の最後に体験できて嬉しかったです!
また、ネットの上にのってしまえばそこまで下がみえるわけではないので、高所恐怖症の方でも体験できそうな感じでした。
また、最後はレストランにルクセンブルク伝統のボーリングを体験することもできます。
次回、時間があればこちらも体験してみたいです。
ルクセンブルク大公国パビリオン
もちろんお土産の購入も忘れない
ギリッギリの時間までパビリオンを満喫したので電車に乗らなくてはいけないタイムリミットまで1時間を切っていましたが、お土産の購入も忘れません!
19:00近くになってきて、"2025大阪・関西万博 会場内 オフィシャルストア 東ゲート店 大丸松坂屋百貨店"と"2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO"ともに混雑しており少し入場規制がおこなわれていましたが、どちらのショップも数分待つだけで入場することができました。
ただ店内はやはり大混雑。
人が多すぎてどこに何があるかを見つけるのも大変なくらいでした。
そのため、朝イチで下見しておいた本当にほしいお土産だけを手にしてレジに並びます。
ただやっぱり、人気の商品は朝イチにはあっても夕方にはなくなっていたので、本当にほしいものがある方は朝イチにショップへ行くのがおすすめです。
レジもかなりの行列ができていましたが、立ち止まる暇もないくらいずーっと動いていたのですぐにお会計までたどり着くことができました。
最後の難関は東ゲートから夢洲駅!?
無事にお土産も購入し、あとは夢洲駅に戻るだけです。
しかし、事前に調べた情報によればこのゲートから駅までが大混雑で中々進めないとか...。
想定時間は30分。
ゲートから30分以内に駅に到着し、ゲートを出てから60分以内に夢洲駅を脱出できればいいかなというイメージでした。
ですが、実際はゲート付近になっても前に進むのに一苦労というほど混雑してはいませんでした。
また、ゲート付近のスタッフの方からは「できるだけ向かって左側から退場してください。」とのアナウンスがありました。
<国旗>
駅はゲート向かって左手側にあり、そこまで混雑していなかったので最短ルートで駅に行けるかも!と思ったのも束の間、ゲートの左の方から退場して、ゲートの右端まで行ってぐるっと大回りをしてようやく舞洲駅の入口に到着です。
見えて入るのに中々駅にたどり着けないもどかしさはありましたが、立ち止まることなく常に歩き続けることができたので、想像よりも時間はかからず10分くらいで電車に乗ることができました。
また、駅についてからも、どんどん電車が来るのですぐに乗車し、舞洲駅を脱出することができました。
滞在時間10時間で15個のパビリオン
舞洲駅到着から舞洲駅出発まで約11時間。
万博滞在時間は約10時間で、15個のパビリオンを訪れることができました!
TVやSNSを見ていると、早い時間の入場予約でないと楽しめない、予約を制するものが万博を制する、ご飯は食べられない等、万博を訪れるのが億劫になってしまうような情報が見受けられます。
しかし、実際にいってみると朝イチであれば日中は並ぶこともできない予約必須のパビリオンに並べたり、長い待ち時間が発生しているパビリオンにも短い待ち時間で入れたりします。
また、そもそもパビリオンの多くは予約なしで入場可能なので、パビリオンに関しては必ずしも予約必須というわけではないかなと感じました。
ただ、入場予約は早ければ早いに越したことはないと思います。
大切なことは、本当に行きたいパビリオンを決めること、そして諦める勇気です。
今回であれば、ヨルダンパビリオンとルクセンブルクパビリオンは何度も諦めかけましたが、どうしても行きたかったので粘り続けました。
そして、行きたい思いが強かったからかもしれませんが、やっぱりこの2つのパビリオンは今回訪れた中で1番感動し、次回万博を訪れる際もぜひ訪れたいと思いました♪
その代わり、本来ならば"アメリカパビリオン"や"フランスパビリオン"...にも行きたかったですが、今回は時間の都合上諦めました。
しかし、"アメリカパビリオン"・"フランスパビリオン"を諦めたからこそ、夜の地球が見られたり、思いがけない場所で色々な国のご飯が食べられたりと、予定していなかった出会いもありました。
ある程度事前に予定が決まっている、予定を決めていることも大切ですが、何よりも大切なのは柔軟に対応することと、誰よりも万博を楽しむ気持ちだと強く感じました。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事が万博を訪れる方のスケジュール管理の参考になれば嬉しいです☆
>>大阪・関西万博の特集サイトはこちら
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