2024.7.6

夏に行きたいフォトジェニックな京都の絶景名所15選。緑の絶景に癒されよう!

京都といえば、春の桜に秋の紅葉の時期に絶景の名所として多くの人が訪れますよね。ピンク一色や赤一色の景色がみられてどちらも魅力的ですが、京都は夏になると緑一色になり、こちらも春や秋に劣らず絶景が見られるんです。今回はそんな京都・夏の絶景スポットを15選ご紹介します。

嵯峨野 竹林の道 / 右京区嵯峨

言わずと知れた人気スポット「嵯峨野 竹林の道(さがの ちくりんのみち)」です。京都の観光スポットとして国内外から多くの観光客が訪れるこちらのスポット。青竹に囲まれた道は清々しく気分もリフレッシュ!歩いていると時間の感覚を忘れてしまいそうです。

うっそうと生い茂る竹は美しく、どこか癒される景色です。絶景が広がる竹林の中を歩くのはもちろんですが、人力車に乗るのもおすすめですよ。12月に開催されるライトアップ以外は、夜には真っ暗になってしまうので日が暮れる前に行きましょう。

嵯峨野 竹林の小径

祇王寺 / 右京区嵯峨

「祇王寺(ぎおうじ)」は、鎌倉時代からある歴史の長いお寺です。バスで下車してから徒歩15分ほどかかるので、時間に余裕を持って訪れるのが良いですね。歴史を肌で感じながら散策してみましょう。

祇王寺には緑一面に広がる苔庭があり、とても涼しげな空間が広がっています。また、苔庭の近くにある草庵(そうあん)には情緒あるかやぶき屋根がり、その下で涼みながら庭の景色を眺めることができますよ。

祇王寺

龍安寺 / 右京区龍安寺

砂利が敷き詰められた枯山水の石庭が有名な「龍安寺」ですが、実は、そこに至るまでの参道や、枯山水庭園以外の庭園は緑がいっぱいなんです。夏に行けば、視覚的に涼を感じられるはずですよ。

コンクリートではなく、石畳や砂利を歩く感覚が割と久しぶりな人も多いのではないでしょうか。石庭を楽しんだ後に、緑にあふれる道をぶらぶら散歩するのがおすすめです。太陽で熱々に熱されたコンクリートを歩かなくてもいいこのスポットは、夏に行くにはぴったりかも。

龍安寺

貴船神社 / 左京区鞍馬

出典:www.instagram.com

近年若者にじわじわと人気が出ている「貴船神社(きふねじんじゃ)」。バス停から徒歩5分でたどり着くことができます。貴船神社の周りには有名な納涼スポット「貴船の川床」があり、参拝後の夕涼みも楽しそうです。縁結びのご利益があることでも知られていますよ。

貴船神社は、参道の灯篭が横に並んでいる石階段がフォトジェニックなことで有名です。夏にはその周りをさらに緑のカーテンが覆うので、写真映えは間違いなしです。2024年7月(日)から8月15日(木)まで七夕笹飾りライトアップが行われるようです。夏にしか味わえない特別なイベントを見逃す訳にはいきませんね。

貴布禰總本宮 貴船神社

宝泉院 / 左京区大原

出典:pixta.jp

「宝泉院(ほうせんいん)」は、周りを自然で囲まれたのどかな土地、京都・大原にあります。この宝泉院は、額縁庭園として知られており、そこから見られる絶景はまるで絵画のようです。

額縁庭園と呼ばれる庭園は、左右の柱を枠に見立てて庭を鑑賞することに由来する名前なんだとか。正式名称は「盤桓園(ばんかんえん)」という名前で、立ち去りがたい庭という意味になっているそう。また境内のもう一つの見どころ、樹齢300年の植物が生息している鶴亀庭園も必見です。

宝泉院

三千院 / 左京区大原

出典:www.instagram.com

宝泉院と一緒に訪れたい寺院、「三千院(さんぜんいん)」。京都の中でも自然に囲まれている場所であり、バス停から10分歩くと三千院に着くことができます。創建からなんと約1,000年経っていると言われています。

三千院は、緑一面に広がる苔庭が2つあります。それぞれ聚碧園(しゅうへきえん)と有清園(ゆうせいえん)といいます。境内の庭には和やかな表情のお地蔵さんが6体おり、それぞれポーズが違い個性的です。お地蔵さんの表情と広々とした苔庭の両方に癒されそうです。

三千院

圓通寺 / 左京区岩倉

「圓通寺(えんつうじ)」は、1678年に創建された歴史あるお寺です。バス停から徒歩10分ほどで圓通寺に着くことができます。比叡山のほうにあり、所有している仏像が当時一世を風靡した定朝作だそうです。

圓通寺の庭園は、青苔に覆われた枯山水(かれさんすい)です。庭の周囲には約50種類もの生け垣があり、その奥に比叡山が見えます。このようにもともとある自然の景色を庭のデザインとして使うことを、借景といい、圓通寺はその好例だそうです。

圓通寺

修学院離宮 /左京区修学院

出典:pixta.jp

桂離宮と並んで日本庭園の最高峰と呼ばれる「修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)」。昔から修学院離宮は貴族たちが訪れる別荘、いわばリゾート地であり、それだけ雄大な自然が残されています。バス停から徒歩15分程かかりますが、道のりは比較的優しめ。

修学院離宮はとても広く、その敷地は約545,000平方メートルもあるんだとか。この土地に離宮と呼ばれる別邸が上・中・下の3つあり、池の傍らには茶室などがあって風情の限りが尽くされています。参観申し込みが必要ですが、拝観料が無料なのでぜひ訪れてみてください。

修学院離宮

下鴨神社 / 左京区下鴨

世界遺産に登録されている「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」。バス停が下鴨神社の参道の目の前にあるのでアクセスもしやすいです。歴史やご利益、鴨長明とのかかわりから、古典や歴史好きにも見逃せない土地です。

出典:amanaimages.com

下鴨神社の参道の途中には、世界遺産に登録されている「糺の森(ただすのもり)」があります。12万4千平方メートルもの広大な土地に原生林や珍しい植物が生息しており、パワースポットとしても有名です。緑に囲まれた場所で森林浴をするのもいいですね。

下鴨神社

蓮華寺 / 左京区上高野

うっそうとした緑で、涼しげな雰囲気の「蓮華寺(れんげじ)」です。こちらは近くのバス停を下車してすぐの場所にあるためとてもアクセスがよく暑い夏でも訪れやすい場所にあります。参道横には約3000体もの石仏が並んでいますよ。

緑がたくさんのこちらの庭園はお堂から眺めると柱が額縁のように見えてまるで絵を見ているかのような気持ちになります。自然豊かかつ厳かな空間で暑さを忘れてリラックスしてみてください。

蓮華寺

無鄰菴 / 左京区南禅寺

出典:pixta.jp

四季折々の景色が楽しめる「無鄰菴(むりんあん)」。比較的混雑しづらい穴場スポットです。植治と呼ばれる近代作庭家小川治兵衛作庭の庭を、室内から楽しむことができます。チケットを購入すれば、抹茶と和菓子などを楽しむこともできるので、休憩にもピッタリです。

もちろん庭に降りて鑑賞することも可能です。緑豊かで、琵琶湖の水を引いてきた小川が流れています。室内から広く見えるように設計されているため、庭は思ったより短い時間で見終わることができますよ。ちょっとした時間にぴったりな絶景スポットです。

無鄰菴

源光庵 / 北区

出典:pixta.jp

窓から見える景色がとても涼しげな「源光庵(げんこうあん)」。その緑深い木々の綺麗さを前にすれば暑さも忘れてしまいそうです。日本らしい、奥ゆかしさを感じる景色を見ることができます。

紅葉の絶景スポットとしても名高い源光庵ですが、夏も非常に美しい景色を魅せてくれるんです。生き生きとした緑の木々が一面に広がる姿は圧巻。マイナスイオンを感じながら自然のパワーをもらえそうです。ぜひ足を運んでみてくださいね。日時によっては本堂内での法要によって拝観を一時休止する時間帯があるようなので、HPでチェックしてから行くことをおすすめします。

源光庵

清水寺 / 東山区

「清水寺」です。清水寺は修学旅行の定番スポットでもありますが、夏になると周りを緑に囲まれた絶景スポットになります。また、京都市内も見渡すことができるので、写真を撮るには最適です。

清水寺は高いところにあり直射日光が当たって暑さが厳しいですが、参道にはひんやりスイーツのお店がたくさんあり涼むことができます。豊臣秀吉の妻ねねにかかわりのある高台寺が近くにあったりと、清水寺周辺はグルメも歴史スポットも満載なので1日観光しても飽きません。

清水寺

東福寺 / 東山区

秋の時期は紅葉が一面に広がる場所としてとても有名な「東福寺(とうふくじ)」。実は夏でも同じくらい楽しめるスポットなんです。一面の青もみじに囲まれ、緑に包まれる「通天橋」はとても涼しげで趣があります。

また北庭では、現代作庭家の重森三玲氏が作庭した苔の緑と石がチェック模様のように連なった庭を見ることができます。こちらも新緑の時期に見ておきたい、こじんまりした緑の美しいスポットです。

東福寺

西芳寺 / 西京区

出典:pixta.jp

夏の京都では外せないスポット、「西芳寺(苔寺)」です。苔の景色が見事なことから苔寺と呼ばれています。こちらは近くのバス停からすぐの場所にあり、世界遺産に登録されているお寺です。

出典:pixta.jp

苔寺の拝観は事前予約が必要で、かつ拝観料・写経などの参加も必須と敷居が高く感じるかもしれません。しかしこの拝観料には住職さんからのお話や解説の分も含まれています。1日心を落ち着けて過ごし、緑の苔の絶景を見るには、苔寺はぴったりの場所なのです。

西芳寺 (苔寺)

京都にある緑の絶景を楽しもう!

夏の青もみじの景色も風情があってとても素敵ですよね。ぜひカメラを持って行ってみてください。また夏の京都は春や秋に比べて人が少ないので、ゆったりまわれておすすめです。暑さ対策に気を付けて観光してみてください。

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出典: https://retrip.jp/articles/89935/
この記事を書いた人 kyoto-ikitai

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